iPod touch / 8.Safari


iPod touch

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主要アプリの名前が、「音楽」、「写真」、「メール」とそれぞれ名前と中身が一致して大変分かりやすいのだけれど、なぜかWEBだけは「Safari」なのである。Windowsユーザーが初めて手にした製品がiPod touchだったとしてWEBを見ようと思ってもコレでは戸惑うであろうが、AppleとしてはiTunesどうようSafariという名前のブラウザを何とかWindowsユーザーにも認知して貰いたいが為にそうしているのであろう。せめてアイコンだけでも変えたらもっと分かりやすかっただろうに、と思う。


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この点については、MacPeople?の2008年10月号の編集者が購入したモノをレビューする記事の中でも同じ事が語られていた。

インターネット

評判通りよく落ちるSafariがiPod touchで唯一WEBを見るためのツールである。良く落ちるというバグは文字入力時の遅延同様バグ修正で改善できる範囲だと想像するから、この話はまぁ良い。フルブラウジング出来るというのがSafariというかiPod touchのメリットとされているのだが、果たしてそうだろうか? 普段20インチとかの(iPod touchに比べたら)大きなディスプレイでブラウジングしているとやっぱりあの小さなディスプレイでは見づらい。縮小すれば全部見えるが文字が小さくてリンクボタンを押すのも難儀する。かといって拡大表示すれば縦横スクロールしないと俯瞰して見ることが出来ない。

ただ、この拡大縮小表示はなかなか優れたSafariではある。

落ちやすいどうのこうの以前に、やっぱり見づらいと思うのである。

そう、問題はiPod touch様に表示デザインする側にある。フルブラウジングできるのがiPod touchの魅力だからわざわざそれようにデザインをする必要はないとする人もいるようだが、でもやっぱりiPod touch様にデザインされたいくつかのサイトを見た後に、そうでないサイトを見るとストレスが溜まる。読み込みも遅くなるし。
大体にして、本家大本のAppleのサイトがiPod touchに最適化されたデザインが用意されていないのは駄目だろう。折角iPhoneやiPod touchでApple製品を気に入った新規のユーザーが、いざiPod touchのSafariでApple StoreにアクセスしてiMacなりを購入しようとする時、専用に最適化されたデザインのApple Storeがあった方が良いのは間違いないと思う。iPhoneが発売されて随分時間が経過しているのに、その点をまだAppleがなにも手を講じてこないのはいかがなモノか。やっぱりフルブラウジングできるの...という点をアピールしたいが故にナニもしないのだろうか?

iPhone/iPod touchに最適化された主なサイト

  • Yahoo!J
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  • amazon
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  • Google Reader
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  • Google
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  • Google Docs
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  • Google Docs の"スプレッドシート" (Excel)
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  • Google Docs の"文書" (Word)
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  • Google Docs の"プレゼンテーション" (PowerPoint?)
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てっとり早く iPhone / iPod touch 用サイトを用意する方法にあるように、RSSを提供しているさいとなら、それをブックマークしておけばそれなりに最適化?されたのを見ることが出来る。