Macchina / 2003-08-09


Macchina

納車

台風のまっただ中、等々力にあるコーンズ様の世田谷ショールームへ行ってきました。 スーパーカーブームの頃、ココがまだガレージ伊太利屋であったときに紫電改見たさに足を運んだことがあります。もっともその時紫電改*1は見れませんでしたが...。まっ、そんなこともあって、まさか自分がここ等々力で大人になってからクルマを購入するとは思いませんでした。一寸感動。

そんなことはさておき、今回もPandaの時の営業マンY氏に無理言って本来フェラーリとマセラッティしかおいていないココで納車してもらいました。行き交う人が「こんな小僧がフェラーリ買いに来たのか?」って感じで見ていましたが、私が買ったのはフィアット、しかもコーンズ様取り扱い車種で一番廉価なpuntoのこれまた一番廉価なELXです。しかもタダでウインドゥバイザーまでつけてもらって。

さて、実際に乗る前にいくつかの注意点を聞きましたが、なんと言ってもペダルの位置に注意ということでした。実際私も走り出していきなりアクセルとブレーキの同時に踏み込んでしまい大変焦りました。要注意です。その他トリセツを見ながらいくつか説明してもらいましたが、そのトリセツがPandaの時と違ってすごく分厚くなっていました。なんでもPL法の関係だとか...。徳大寺氏曰く、

最近のクルマは電気仕掛けが多くなったりして複雑化しているのでトリセツは必ず読むべし。

ってことですが、すべてを読みこなすのには骨が折れそうです。以下My puntoとの最初の印象を綴ります。

ご対面

さてさて、いよいよご対面です。頼んだ外装色はNERO=黒ですが、NEROのpuntoの実車をこの目で見たことがなかったので不安と期待が綯い交ぜでしたが、果たして目の前に現れたpunto_neroは頼んでおいたウインドウフィルムも決まって格好良かったです。 :)

  • ドアの立て付けもPandaと異なりしっかりしています。ドアの閉まる音が高級に聞こえるのは前Pandaオーナーだからでしょうか?
  • 内装は平凡で後付のカーステの存在感が浮いていたりして、初めて見たときなんじゃこれ?といったpandaのダッシュポケットのような驚きも何もなく平凡でつまらん。Pandaに初めて乗り込んだときの何これ?! マジッスか?というのがないのが寂しい。
  • エアコンがちゃんと効いているのが嬉しい、のはやはり前Pandaオーナーだから...、ってくどいって。くどいですが、以下今まで同様Pandaと比較したインプレがつづきます。

走り出して

  • 静かだ。Pandaだと色々ガチャガチャうるさい音にかき消されていて気にならなかった振動などが気になってしまうのは静かな車内のせいなのか、よくなったんだか悪くなったんだか...。
  • ハンドルメチャ軽>Pandaの時のようなダイレクト感がないのは電気仕掛けのパワステだから仕方ないか。また最小回転半径も軽いパワステのためか全く苦にならない。
  • アクセルも軽い。すべてが軽い。今考えるとpandaって一種の重厚感があったのね。
  • サスは柔らかくスムーズに減衰しているのだがゴツゴツ感がある、のはタイヤのせいか。う〜ん、どうも気になるこのゴツゴツ感。ネットもピレリのP3000っていまいちの評判だし、タイヤのせいかなぁ。それに低速時に堅い小石のようなものを踏んだとき現れるブルブルの収まりが悪い気がする。気持ち悪いし疲れを誘ってイクない。この辺はサスのブッシュの振動に対する吸収・収束がうまくできていないのだと思う。全体的にサスはもっとダンピングが効いた方が良いのではないかな?
  • パワーウインドウがスッと閉まる。 :d
  • ネットで小さくて見づらい言われているミラーは私にとっては全く問題ない。Pandaの時小さくて見づらいと感じたのでこの辺は慣れなのかもしれない。
  • Powerはあるというか、問題ない。
  • CVTマンセー! [heart] マナーもよろしく大変スムーズに走る。Pandaとは偉い違いだ。ギクシャク感ゼロ。あまりにもスムーズすぎてつまらない。つまないのでマニュアルモードにしてみた。が、それほど楽しいモノでもない。まぁ、雨の環八では評価のしようもないのかもしれない。

結果

ワイパーのビビリ音やワイパーレバーの動きが渋いのが...、まぁイタ車だし仕方ないか。そのうちスムーズになってくのかもしれない。なんか(pandaと比べて)つまらないクルマだなぁというのが第一印象だ。



*1 ナンバー取って公道走れるGCマシンにすると言っていた遠い記憶が...。