Debian GNU / Zorin OS Liteのアンインストール


Debian GNU/Zorin OS Lite

Zorin OS Liteのアンインストール

Linuxは気に入らない!
やっぱりWindowsが好き(たとえセキュリティ上不安でも)
という場合はZorin OSをアンインストールとなりますな、多分。

Zorin OSを始めLinuxのアンインストールはどうすればよいのか?

OSをアンイストールする場合WindowsやmacOSのときはHDDをフォーマットしているので、今回の場合Zorin OS がインストールされているパーテーションをフォーマットすればOK!!と私は考えた。間違えていないですよね?

ということで、Vistaを起動して EaseUS Partition Master でもってZorin OS Liteをインストールしたパーテーションをフォーマットしました。まぁ、パーテーションを削除しちゃっても良かったのですが、やってることは同じです。

これで純粋なWindowsマシンになったということで一旦再起動させてみるとOSが立ち上がらない❢❢ 正確に言うとgrubのプロンプトが表示されだけでインストールされているVistaが表示されない・選択できない。

grub rescue >



rescue という文字がなんかヤバそうなこと言ってそうで焦りますが、そうブートローダ?だかMBRが書き換えられてgrubになっているのでOSがどこにあるか分からないので起動できないってことを言っているんじゃねーかな?(ッテアタリマエのことにそのあと気づいた) そーゆーことは実は 本当にUbuntu 10.04 LTS デスクトップを削除しますか? に ちゃんと書いてありますね。(^^;

1.Windowsの機能を使って、MBRをWindows用に修復する。
2.不要になったUbuntuのパーティションを削除する。
 
という手順を踏みます。先に 2. を実施してしまうと、''Windowsも起動しなくなってしまいます''ので注意してください。

はい。先に2を実行しましたYO!>オレ (正確に言えばフォーマットしただけだから削除じゃないけど、やっていることは同じ)


damedakorya.jpg


いずれにしてももう後の祭り。どうするか…。Windowsのインストールディスクがあれば 本当にUbuntu 10.04 LTS デスクトップを削除しますか? に書いてあるとおりに作業すれば良いと思いますが、そんなものは無いし。...orz

もうWindowsもLinuxも起動できないままなのか? 焦ってググる。grub rescueでWindowsが起動しなくなったのでメモ をみますと、

grub rescue > ls

で、起動可能なOSを探し当てて…云々ありますが、grub rescueでWindowsが起動しなくなったのでメモ 同様私の場合もZorin OS が入っていたパーテションをフォーマットしてしまって見つかりません(;´Д`)


damedakorya.jpg


ということでMBRの修復をすれば多分当初のVistaをリストアしたときのように 普通にVistaが起動できるでしょう。多分。

MBRの修復手順

ググルと必ず の修復/PCと解 にたどり着くことになっているw で、そこに書いてあるレシピどおり

  • WinPe?-tch DirectをDL&解凍
  • WinPe?-tch DirectでもってWindows PE を DL
  • Windows PEでブート可能なメディアを作成
  • Windows PEのコンソールでMBR修復

という手順になります。

が…、

MBRの修復しなくても…

ふと思ったのですが、今LaVie?はUSBメモリでブート可能な状態ですから、Zorin OSをインストールしたときに使ったブータブルなUSBメモリで起動できるんじゃないか? 、と。

で、やってみましたらダメでした。なにやらわけわからない文字の羅列がスクリーンに(^^;

なんとなくそのスクリーンの文面をみるとUSBメモリがブータブルじゃねーぞと言っているような気がしたので、Zorin OS Liteのインストールメディアの用意 でやった手順で今一度ブータブルUSBメモリを作成し直して起動させてみると無事起動できました。Zorin OSをインストールする時の画面に戻りました。ふ〜。

これで最悪もう一度Zorin OSをインストールすればgrubが?正常になってOK!!なはずです(実際にインストールして普通にZorin OSもVistaも起動できることを確認しました)が、折角ここまで来たのでMBRの修正ってのをやってみたくなった私はそれを実行することにしました。

WinPe?-tch DirectのDL&解凍

https://www.vector.co.jp/soft/dl/winnt/util/se484206.html

ベクターさんから適当なフォルダにDL& 解凍します。

WinPe?-tch DirectでもってWindows PE を DL

本家の WinPe-tch Directの使い方 でもよいのですが、「WinPe-tch Direct」の使い方/PCと解 の方がより分かりやすいかも。「Windows PE」起動ディスクを作成する」にWinPe?-tch Directの設定画面がでていますのでそのとおりに…

とおもいましたが、「WinPe-tch Direct」の使い方/PCと解 ではCD-RにWindows PE起動ディスクを作成する…とあります。が、しかし、光学ドライブが無いPCの場合もあるのでUSBメモリを使いたいですよね、ここは。 ってことでサラのUSBメモリを用意しましょう。容量は3GBくらいあればOK!!何じゃないでしょうか?


WPD01.jpg


さて、画像にあるようにオレンジ色の◯で囲った箇所をそれぞれ設定します。DLするWindows PEのバージョンは調べるとVista時代は2.1なので2.1をDLしてMBRの修復を試みましたが「bootsect のバージョンが古いぜヽ(*`Д´)ノゴルァ」と怒られました。ここはレシピ通りPE3.0を指定しましょう。あとは『作成の自動化と一時停止』を以下のように設定

  • USBにチェック
  • プルダウンメニュー > ブートセクタまで全て行う
  • 対象のUSBドライブ > 先に用意したUSBメモリ(甲とします)のドライブ名

あとは右下の『以上の設定でWin PEを作成』ボタンを押せばOK!!です。コマンドプロンプトが現れて作業を始めます。ちょっと時間が掛かるかもです。程なくして終了しましたと言われます。


Windows PEでブート可能なメディアを作成(間違い)

※ 以下 私が間違った作業をログとして残しています。


WPD02.jpg


WinPe?-tch Directを実行したディレクトリにオレンジで囲ったとおりWindows PEのISOイメージファイルが出来ています。


WPD05.jpg


USBメモリ甲の中身はこうなっています。「ブートセクタまで全て行う」と設定したので、それっぽいフォルダが出来ています。readmeファイルをみますとブータブルメディアだと書いてあります。

あとは 「WinPe-tch Direct」の使い方/PCと解 でも 本家の WinPe-tch Directの使い方 でもライティングソフトを使ってISOファイルをUSBに書き込めとありますので、Zorin OSをインストールしたときに使用した UNetbootin を使って作業します。


WPD06.jpg


  • ディスクイメージの選択の箇所に、DLしたWindows PE の ISOイメージを選択
  • 保存するドライブに用意したUSBメモリ(甲)を指定


WPD07.jpg


USBメモリ(甲)の中身にWindows PEが書き込まれたようです。

Windows PEのコンソールでMBR修復 > 失敗

さていよいよ作成したブータブル可能なWindows PEのUSBメモリでLaVie?をブートして修復作業に移りたいと思います。

USBメモリ(甲)をLaVie?に挿して電源ON!
が、しかし。Windows PEが起動しない...orz
何故?

調べてみると WindowsPE起動ディスクをUSBメモリを使って作成する方法 でもCD-RじゃなくてUSBメモリで簡単にできたよ、とあります。

実は「WinPe-tch Direct」で普通にUSB起動ディスクを作れます、特に難しい作業もありません。
「USB」にチェックを入れて実行、作成されたファイル群をUSBメモリにコピーするだけです。
「PCと解」さんでは、ISOイメージを作成してCDに焼くのを推奨していますが、普通にUSBメモリを使っていいと思います。

WinPe?-tch Directで作成? DL?したファイルをUSBメモリにコピーするだけでokとあります。ISOファイルをUSBメモリにコピーするだけでok??? が、そのようにしてもやはりダメです。何故?

USBメモリ(甲)をフォーマットし直して、先程作業したように UNetbootin を使ってWindows PE の ISOイメージ書き込んで…とやり直しましたが、やはりブート出来ません。

damedakorya.jpg

Windows PEでブート可能なメディアを作成

実はわたしのスキル&読解力不足で、誤ったことをしておりました。

本家の WinPe-tch Directの使い方 >1.必要なもの をよーく読むとわかるのですが以下のような作業が正しいです。


WPD01.jpg


  • WinPe?-tch DirectでもってWindows PEをDL(先程と全く同じ)


WPD04.jpg


  • DLしたpe30aik.isoをマウント(Windows10なら右クリで仮想ドライブとしてマウントできますね)
  • マウントしたWindows PE から Windows AIK セットアップを実行
  • 保存先にUSBメモリ(甲)に指定

これで無事USBメモリ(甲)にWindows AIKをセットアップできました。勿論ブータブルなUSBメモリです。

Windows PEのコンソールでMBR修復


winpe_default.jpg


USBメモリ(甲)でLaVie?を起動します。

後は MBRの修復/PCと解 に書いてあるとおり、Windows PE上のコマンドプロンプトでもって

bootsect /nt60 sys /mbr

を実行すればOK!!です。

前の方にも書きましたがWindows PE Ver 2.1だともっと新しいbootsectがあるからそっちを使えヽ(*`Д´)ノゴルァ と言われます。

また、これも書きましたがあえてMBRを修復する必要はありません。というかそれ以前にLinuxをアンインストールする必要もないと思います。本当にUbuntu 10.04 LTS デスクトップを削除しますか? に書いてあるとおりWindowsの方がおかしくなったときにLinuxを起動してWindowsの必要なファイルを救い出すことが出来るからです。

それでもやっぱりWindowsのままが良い!って人は…、まぁ、このページを読んではいないでしょうから、余計なことだったのかもしれませんね(´ω`)