基本クラス解説DD


ウィザード

  • 基本攻撃ボーナス:劣悪
  • セーヴボーナス:頑健・劣悪/反応・劣悪/意思・良好 
  • 扱える武器:クォータースタッフ、クラブ、ダガー、ヘヴィ・クロスボウ、ライト・クロスボウ/鎧:なし/盾:なし
  • 学術として秘術呪文を修練し操る使い手。6つの呪文系統のいずれかに専門化することも出来る(しなくても良い)。
     スペルブックに書き写した呪文からその日に使うものを準備して行使する。臨機応変に呪文を切り替えることは出来ないが、スペルブックの呪文は他の魔法使いのスペルブックやスクロールのものを書き写すことでいくらでも増やすことが出来る。
     ファイアボールに代表される強烈で派手な攻撃呪文だけでなく、麻痺や恐怖によって敵の動きを操ったり、能力強化/弱体化、透視や魅了による情報収集など、様々な呪文を使うことが出来、特技を修得することで自分の修得した魔法の効果を持つマジックアイテムを作ることも出来るようになる*1
     呪文の発動を妨げるため防具はほとんど着けられず、武器もまともに使えない。しかし呪文発動能力が向上しないクラスとマルチクラスするのは非効率。前線には絶対でないようにしないと危ない。

クレリック

  • 基本攻撃ボーナス:平均
  • セーヴボーナス:頑健・良好/反応・劣悪/意思・良好 
  • 扱える武器:単純武器/鎧:すべて/盾:タワーシールド以外
  • 神、もしくは九つの属性いずれかに仕える神官。信仰呪文の使い手であり、同時に前線でも戦える能力を持つ。
     呪文は自分の使えるレベルのものをすべて修得し、その日に使うものを準備して使用する。一日の最初に準備した呪文は変更できないが、同レベルの回復呪文に差し替えることはできる。また呪文とは別にターンアンデッド能力を持ち、その使用回数を消費して能力を強化する特技なども修得できる。
     ただし回復呪文は接触している仲間にしか使うことができない。クレリックが倒れれば戦線は完全に崩れてしまう上、攻撃もファイターほど強力なパワーはないため、よっぽど極端な性能を持たせない限りメインで前線を構築するキャラクターにはなりにくい。適度な間合いを測りつつ、回復や味方の強化をするのが基本になる。

ソーサラー

  • 基本攻撃ボーナス:劣悪
  • セーヴボーナス:頑健・劣悪/反応・劣悪/意思・良好 
  • 扱える武器:単純武器/鎧:なし/盾:なし
  • 先天的な能力として秘術呪文を使う者。
     レベルアップのたびに呪文リストの中から少数を修得し、準備なしに臨機応変に使うことができる。ウィザード同様のバリエーションでその場その場に適した呪文をつかうことが出来るが、ウィザードと違って呪文を追加で覚えることが出来ない。そのためレベルアップ時に修得した少数の呪文を使いこなすことが重要になる。
     覚えられる呪文のバリエーション自体はウィザードと代わらず、マジックアイテムの作成も同じように出来る。違うのは呪文の使い方と修得数であり、そこは埋めようがない差となる。

ドルイド

  • 基本攻撃ボーナス:平均
  • セーヴボーナス:頑健・良好/反応・劣悪/意思・良好 
  • 扱える武器:クォータースタッフ、クラブ、シックル、シミター、ショートスピア、スピア、スリング、ダーツ、ダガー及び自然の化身(後述)時に使用するすべての肉体武器/鎧:中装まで*2。/盾:タワーシールド以外*3
  • 自然に仕える信仰呪文の使い手。多くの特殊能力を持つ。
     呪文の使い方はクレリックと同様だが、回復呪文ではなく同レベルの召喚呪文を差し替えて使用できる。呪文のレパートリーも少々クレリックとは違っている。
     一緒にレベルアップしていく動物の相棒を連れており、最初から高い戦闘能力を持つ。また野生動物との交渉や森の中の移動にボーナスを得る。さらに五レベル以降自分自身が自然に属する存在に変身して戦うことも出来るようになる。
     高い水準でバランスの取れた能力を持つが、文明地での行動には少々の問題が生じる。

バード

  • 基本攻撃ボーナス:平均
  • セーヴボーナス:頑健・劣悪/反応・良好/意思・良好 
  • 扱える武器:単純武器とロングソード、レイピア、サップ、ショートソード、ショートボウ、ウィップ/鎧:軽装まで。/盾:タワーシールド以外。
  • さまざまな力のこもった歌を唄う万能選手。
     秘術呪文を使うことが出来*4、ソーサラー同様臨機応変に呪文を使うことができる。ただしすべての呪文で声を出さなければ発動できない。呪文修得もソーサラーと同様である。
     仲間の精神を高揚する呪歌を唄っている間、仲間を強化することができる。しかしこの間呪文を使うことはできない。
     たくさんの技能を修得することができ、特に対人関係と知識において飛び抜けた能力を発揮する。
     このように様々な能力を持つバードだが、逆に言えばすべてが中途半端な部分もあり、技能関係以外ではその分野のプロにはかなわない。定位置のない遊撃戦力という意味では優秀。

バーバリアン

  • 基本攻撃ボーナス:良好
  • セーヴボーナス:頑健・良好/反応・劣悪/意思・劣悪 
  • 扱える武器:単純武器と軍用武器/鎧:中装まで。/盾:タワーシールド以外。
  • フットワークで戦うアタッカー。
     足が速くなったり敵の範囲攻撃や罠を直感的に回避する能力を持つ。また「激怒」することで一時的に攻撃力を高めることもでき、一撃一撃で敵の戦力を削ぎ落とす優秀なアタッカーになる。
     ただし、軽装より重い鎧を装備すると足が遅くなり、激怒も数ターンで終了して疲労状態に陥るなど、防御力が極端に低く短期決戦向き。

パラディン

  • 基本攻撃ボーナス:良好
  • セーヴボーナス:頑健・良好/反応・劣悪/意思・劣悪 
  • 扱える武器:単純武器、軍用武器/鎧:すべて/盾:タワーシールド以外
  • 神、もしくは秩序と善に仕える聖戦士。
     善の力により悪を討つ力やターンアンデッド能力、恐怖への抵抗力など悪と戦う能力を数多く備える。さらに装備・攻撃力面でもファイターに並ぶものを持ち、4レベル以降信仰呪文を使う能力、5レベル以降知性が通常より高い特別な乗騎を得る。
     ただし秩序にして善属性でなければパラディンにはなれず、RP面でいくらかの制約を受ける。またマルチクラスをするとパラディンとしての道は絶たれてしまう。強力ながら制限も厳しいクラス。

ファイター

  • 基本攻撃ボーナス:良好
  • セーヴボーナス:頑健・良好/反応・普通/意思・普通 
  • 扱える武器:単純武器、軍用武器/鎧:すべて/盾:すべて
  • 剣士、弓兵、槍使いなど、武器を使って戦うクラス全般。
     クラスごとの特殊能力がない代わりに、たくさんのファイター系ボーナス特技を得る。
     特殊武器以外ほとんどの装備品が使えるため、攻撃・防御共に安定した性能を誇るが、特技で得られるボーナスは地力を増やすものが多いためファイターレベルだけを上げると後々伸び悩む。

モンク

  • 基本攻撃ボーナス:平均
  • セーヴボーナス:頑健・良好/反応・良好/意思・良好 
  • 扱える武器:“素手打撃”、カマ、クォータースタッフ、クラブ、ライトクロスボウ、ヘヴィクロスボウ、サイ、ジャヴェリン、シャンガム、シュリケン、スリング、ダガー、ヌンチャク、ハンドアックス/鎧:なし/盾:なし
  • 素手を鍛え上げる修行僧。
     “気”を鍛える修行を積んで得た高い抵抗能力に加え、防具なしでも防御力が向上する能力がある。バーバリアンのように足も速く、通常では攻撃力に劣る素手でも敵を叩きのめせる能力を持ち、さらに素手の攻撃で連打を決めることも出来る。
     レベルが上がるほど気の力は高まり様々な能力を得るが、かならずしも直接戦闘能力が向上しない場合もある。またやはり鎧を着用していないため打たれ弱い。

レンジャー

  • 基本攻撃ボーナス:良好
  • セーヴボーナス:頑健・良好/反応・良好/意思・劣悪 
  • 扱える武器:単純武器、軍用武器/鎧:軽装まで/盾:タワーシールド以外
  • 弓や二刀流で戦う軽戦士。
     自分の得意とする敵を指定し、その分類に属する敵と戦う際にボーナスを得る。また2レベル以降通常では二刀流か弓のどちらかに特化して戦闘能力が向上する。野外行動にも様々なアドバンテージを持つ。4レベル以降はパラディンのように信仰呪文を扱えるようになる。
     ただし顕著に能力が向上することはあまりなく、ファイターのように地力を向上する特技もあまり得られない。

ローグ

  • 基本攻撃ボーナス:平均
  • セーヴボーナス:頑健・劣悪/反応・良好/意思・劣悪 
  • 扱える武器:単純武器とサップ、ショートソード、ショートボウ、ハンドクロスボウ、レイピア/鎧:軽装まで/盾:なし
  • さまざまな技能を操る技巧者。
     挟み撃ちや不意打ちの際に攻撃力が向上する急所攻撃能力、また罠や範囲攻撃を回避する能力、そして全クラスで唯一(!)本格的なトラップを解除できる能力を持つ。
     バードと並んで技能が多く修得でき、知識系においてはバードに一歩譲るが対人以外にもさまざまな行動をとれる。
     パーティに一人はいるべきテクニカルな存在。

テンプレート

  • 基本攻撃ボーナス:
  • セーヴボーナス:頑健・/反応・/意思・ 
  • 扱える武器:/鎧:/盾:

*1 ただし、お金、経験値、そして時間がかかる。
*2 ただし金属鎧は不可。
*3 ただし金属盾は不可。
*4 ただしウィザードやソーサラーとは修得できる範囲が違う。