アンダーダークに住むエルフの亜種。
1000年以上前、エルフの種族的な欠点*1から来る近い将来の衰退を予見し、離反した者たちの末裔。
暗闇に適応した肉体を持つ上、邪悪なるもの――蜘蛛の女神アラクネ?――に忠誠を誓ったことで、幾つかの特殊能力を得ている。
それ故か肌の色はタールを塗ったように黒く染まっている。対照的に髪の色は白か銀、瞳は赤と色素が薄いが、これは地下世界に適応した故だろう。
忠誠の対象の影響か、ドロウの社会は母系中心でアラクネの神官による神権政治が執られている。種族全体が軍事的な要素を持ち、成人すれば神官以外のほぼ全員が戦闘員になるようだ。
ドロウの属性は元のエルフほど混沌に寄ってはいないが、秩序を重視するものばかりでもない。全体傾向として悪に寄っている。