“知識の神”にして自然の守護者。
深緑のローブを纏った老人として描かれる。ねじくれたトネリコの杖と大きな本を持っていることが多い。
知識と自然の権能を持つ神格は、自然に抱かれて逝った数多の命の集合体であり、その老いた姿はすべての知を積み重ねた結果である。知の集積と老いは切り離せない。
ただし、その集積された知識の中にも未来の事象は含まれていない。知識とは現在を為す過去であり、未来は生者が為していくものであって、知識で導き出すことは出来ないからである。
ダンタリオンのクレリックは街の知恵者か森に住む隠者や魔女であり、どちらにしても一般社会にとけ込めない人間が多い。
ダンタリオンの信者は狩人やドルイドに多い。特にドルイドはダンタリオンとの関係は決して断てない。