オセア=リガル


 “解放の神”にしてエルフの守護者。
 長い金髪をなびかせたエルフの青年として描かれる。左手には羽根ペンと羊皮紙、右手に銀で出来た竪琴を持っていることが多い。また、必ず腰に銀のレイピアを携えている。
 聖印(イコン)はインクの滴る羽根。

 彼は一番最初のエルフであり、定命から神性変異(イモータリティ)へと至った最初の神成者(イモータル)だ。左手に携えた羊皮紙には百万の物語が記され、右手の竪琴からは百万の音楽が流れるという。
 しかしそのような風体だからと言ってただの優男だったわけではない。伝説的なレイピアの使い手であり、突剣道(フェンシング)には彼が編み出し、その名前を冠した技が幾つも残っている。

 オセア=リガルのクレリックは街の情報通であり、大概は酒場でやくたいもない噂話に興じている。
 オセア=リガルの信者には当然ながらエルフが多いが、バードも信仰することがある。  

ゲームデータ

  • 領域:欺き*1、戦*2、旅*3、知識*4
  • 好む武器:レイピア

名前の元ネタ:海法紀光先生(エルフ語にも詳しい)


*1 時には騙すことも正義を為す一つの手段である。
*2 エルフの歴史は長い戦いの歴史であった。
*3 エルフは放浪を愛する。
*4 広範な知識こそが物語を為すもう一つのペンである。