基本知識編



基本知識編

ヘイト、敵対心

  • ヘイトとは?
    ヘイトとは、モンスターがPCに持っている憎しみ度みたいなもので、敵対心とも呼ばれます。 この数値が最も高いPCが敵の攻撃を受けるターゲットとなります。
    *注:ここに載せているヘイト名はオリジナルの名称であり、正式なものではありません。
  • ヘイトを稼ぐには?
    ヘイトを稼ぐには、様々な方法があります。その方法を詳しく下記で説明していきたいと思います。
  • ヘイトリストの載る
    ヘイトリストとは、モンスターの隠し持っているリストで、これに載ることによって、初めて ヘイトを発生させることが出来ます。このリストは、ヘイトが高い順から並べられ、1位の人を 殴るシステムになっています。
    ヘイトリストに載るためには、攻撃、弱体、味方を回復などの方法があり、モンスターにとって不利な行動をすることによって追加されます。
    つまり、戦闘が始まってもただボーッと突っ立っていれば載ることはありません。
    (NMなどは、攻撃した瞬間、PTメンバー全員リストに載る場合もあります)
  • 突発性ヘイト
    突発性ヘイトとは、文字通り、瞬間的にヘイトを大きく高める行為です。
    突発性ヘイトは、時間とともに減っていき一定時間が経つと完全に消滅します。
    様々な行動がありますが、代表的なのが、「挑発」になります。
    その性質から、主にヘイトを稼ぎたいナイトや忍者などがサポ戦士にするのはこのためです。

    ↓ヘイト消滅までの時間(自己検証)
    挑発→30秒
    ウォークライ→20秒
    ラストリゾート→20秒
    暗黒→20秒
    アブゾ系魔法→15秒
    空蝉の術壱→10秒

    つまり、上の時間から見ると、リキャストと同時にヘイトが消える挑発が突発性ヘイトを 稼ぐ有効な手段となります。ターゲットを離すことの出来ない盾役は、常に挑発をするといいでしょう。
  • 蓄積ヘイト
    時間で消えていく突発性ヘイトとは違い、時間が経っても消えないヘイトを蓄積ヘイトと言います。
    この蓄積ヘイトは、敵からダメージを受けることで初めて消滅していきます。
    ダメージを受けない忍者は、この蓄積ヘイトをより維持出来る盾ジョブとなります。

    ↓蓄積ヘイトの行動と、消滅までのダメージ(自己検証)
    スリプル→大
    ブライン→小
    バインド→中
    暗闇の術→中

    蓄積ヘイトは主に後衛が稼ぎやすいので、あまり無理すると死ねます。
    寝かせた敵が、スリプルを使った人に攻撃するのは、蓄積されたヘイトが大きいせいです。
  • ダメージヘイト
    攻撃することによって発生するヘイトです。
    しかし、このヘイトは厳密には独立したヘイトではなく、突発性ヘイトに多め、蓄積ヘイトに少なめにと、振り分けられます。
  • 装備による、敵対心+
    よく装備を見ると、敵対心+2などの装備があります。あれは、ヘイトが発生する行動全てに+ されます。数値化して例えると、たとえば挑発のヘイト値が30ならば、32という形になり、より、ヘイトを多く稼ぐことが出来ます。
    装備による+は、突発性、蓄積ヘイトどちらにも加算されます。
  • ケアルによるヘイト
    ケアルによるヘイトは回復量によって変化します。(ケアル5のみ、ヘイト値固定) ので、より多く回復することにより、ヘイトを稼ぐことが出来ます。
    分類的には、蓄積ヘイトになります。
    出来るだけヘイトを稼がない手段として、リジェネが有効となります。
    ナイトの行動は、ダメージによって下がっていくヘイトに対して、ケアルでヘイトを高める、ということです。
  • スターティングヘイト、ヒーリングヘイト
    これはかなりごくわずかなヘイトで、蓄積ヘイトに分類されます。
    スターティングヘイトとは、最初に敵にタッチした人にのみ与えられるボーナスみたいなもので、若干ヘイトが高くなります。 ヒーリングヘイトとは、名前の通り、ヒーリングにより発生するヘイトです。
    釣り役が釣ってきた敵が、ヒーリング中の後衛を殴る、ということを見た、体感した人も多いでしょうが、実はヒーリングにもヘイトが存在するため、殴られるのです。
  • 盾役の最大HP
    盾役の最大HPが高ければ高いほど、ヘイトを高めやすくなります。
    これは、突発性ヘイトと蓄積ヘイトの両方が、盾役の最大HPに関係しているせいです。
    敵から受けたダメージが、最大HPに対する割合が低いほど、ヘイトが消えにくくなります。