Fedora / XFT2 でアンチエイリアスが効かないフォントがある


FedoraXFT2 でアンチエイリアスが効かないフォントがある

これはTrueTypeフォントに埋め込まれているビットマップフォントを優先的に使う設定になっているからです。解決方法は、次のような設定を ~/.fonts.conf に書いてログインし直すだけです。

<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<!-- /etc/fonts/fonts.conf file to configure system font access -->
<fontconfig>
<match target="font">
    <edit name="rh_prefer_bitmaps" mode="assign">
        <bool>false</bool>
    </edit>
</match>
</fontconfig>

ここでは、rh_prefer_bitmapsという機能をdisableしているわけですが、これは埋め込みビットマップフォントを優先するという機能をoffする事に相当します。 なお、XFT及びfontconfig関連の設定情報は、http://fontconfig.freedesktop.org/ に詳しく載っています。
また、上の方法は各ユーザが設定を行う方法ですが、全ユーザに対して一括で設定を行いたい場合、同じ設定を/etc/fonts/local.confに対して行います。