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秋のうら寂しき嵯峨野野宮。そこには今も昔と変わらず黒木の鳥居が残っている。旅僧の前に女が現れ、今日は光源氏?がここ野宮に仮住まいする六条御息所?を訪ね、最後の別れをした日であると言い、御息所の身の上や源氏との思い出を語って消え失せる。〈中入〉 やがて御息所の霊が現れ、葵上との車争い?に敗れたことが執心となっているのだと言い、源氏の日々、華やかなりし往時を偲んで、秋の夜の月下に静かに舞を舞う…。 源氏の愛を失った御息所の執心を、秋の風情の中に描いた美しくも哀切な秋の名曲。 銕仙会HPより
秋のうら寂しき嵯峨野野宮。そこには今も昔と変わらず黒木の鳥居が残っている。旅僧の前に女が現れ、今日は光源氏?がここ野宮に仮住まいする六条御息所?を訪ね、最後の別れをした日であると言い、御息所の身の上や源氏との思い出を語って消え失せる。〈中入〉
やがて御息所の霊が現れ、葵上との車争い?に敗れたことが執心となっているのだと言い、源氏の日々、華やかなりし往時を偲んで、秋の夜の月下に静かに舞を舞う…。
源氏の愛を失った御息所の執心を、秋の風情の中に描いた美しくも哀切な秋の名曲。
銕仙会HPより