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連歌狂いの夫に愛想を尽かした妻は夫に暇乞いをし、そのしるしとして箕(米をふるいにかける日用品)をもらい、頭に被いて出て行く。その姿を見た夫が思わず「三日月(箕被)の出づるも惜しき名残かな」と発句を詠むと…。 夫婦の諍いと和解を連歌を使い巧みに描く。
連歌狂いの夫に愛想を尽かした妻は夫に暇乞いをし、そのしるしとして箕(米をふるいにかける日用品)をもらい、頭に被いて出て行く。その姿を見た夫が思わず「三日月(箕被)の出づるも惜しき名残かな」と発句を詠むと…。
夫婦の諍いと和解を連歌を使い巧みに描く。