天鼓


基礎データ

  • 読み:んこ
  • ジャンル:能楽
  • 成立:
  • あらすじ:

    天から降り下った鼓を持つ少年天鼓は、鼓を帝に献上することを拒否したため、呂水に沈められて殺された。その後、鼓は内裏に据え置かれたが、以来鼓は音を発することはない。帝は天鼓の父王伯を呼び出し、代わりに鼓を打たせる。すると鼓は妙なる音を発した。さすがに帝も親子の情に心を打たれ、天鼓の弔いを約束して王伯を帰す。〈中入〉

    やがて弔いの管弦講に天鼓の霊が現れ、愛器の鼓を打ち鳴らし、水辺に舞い戯れる。

    前半は我が子を殺された父親の嘆きと怒り、親子の深い情愛を劇的に描き、後半はそれとは対照的に音楽的な興趣に満ちた能。

    銕仙会?HPより

資料

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音源

活字

参考サイト


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