葵上

基礎データ †

• 読み：あおいのうえ
• ジャンル：能楽
• 成立：
• あらすじ：銕仙会HPより

  物怪に憑かれ、病の床に伏す源氏の正妻葵上。そこへ憑き物の正体を呼び出すため、梓弓の名人照日巫女が呼び出された。やがてその弓音にひかれ、六条御息所の生霊が破れ車に乗って現れる。御息所は源氏の愛を奪われた怨みを切々と訴え、葵上の枕元に立つと葵上を打ち据え、消え失せてしまう。

  事態の急変に横川の小聖が呼び出された。その祈祷に御息所の生霊が鬼女の形相を呈して現れると、小聖と激しく争う。

  「源氏物語」を題材に、愛を喪失した悲しみや嫉妬など、女の複雑な情念を描いた能。

資料 †

音源 †

活字 †

• 林望『林望が能を読む』（集英社文庫）

参考サイト †

• 粟谷能の会「『葵の上』の謡の奥深さ」

関連するページ †

• あ
• 源氏物語
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