C_sharp / Study / IComparer

はじめに †

IComparerインターフェイス †

interface IComparer
{
   int Compare (Object x, Object y);  // 2 つのオブジェクトを比較する。
}

• 戻り値
  • 負: x が y より小さい。
  • 0 : x と y は等しい。
  • 正: x が y より大きい。
• ざっとでしか調べていないがSystem.Array.Sort()で利用するみたい。
  • たしかにSortの方が単純な比較よりも利用価値は高いと思うが他の一般的な(？)利用法はまだ知らない。

コード †

class MyComparer : System.Collections.IComparer
{
   public int Compare(object x, object y)
   {
       return (int)y - (int)x;  
   }
}

• 通常の比較とは逆の戻り値を返すように計算している。降順でソートを行うため。

利用例 †

コード †

int[] array = { 3, 1, 2 };
foreach (int i in array)
{
    Console.WriteLine(i);
}

Console.WriteLine("通常のソートの実行");
System.Array.Sort(array);
foreach (int i in array)
{
    Console.WriteLine(i);
}

Console.WriteLine("自作比較クラスでのソートの実行");
System.Array.Sort(array, new MyComparer());
foreach (int i in array)
{
    Console.WriteLine(i);
}

• System.Array.Sort()の引数にはIComparerを指定してソートを行うことができる。
  • もちろん比較時にメンバ Compare()が利用される。
• Strategyみたいなもんか。

出力 †

3
1
2
通常のソートの実行
1
2
3
自作比較クラスでのソートの実行
3
2
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参考リンク †

• IComparer インターフェイス @msdn
• 配列を独自の順序でソート（並べ替え）するには？