トーチには大きく分けて広角と狭角があります。これは光源の照らす角度(範囲)をしめしています。ナイトダイビングでは広く照らせる広角が向いています。岩の下の生き物をさがしたり、自分自身の場所を他のダイバーに知らせたり、マクロ撮影をする場合は狭角のトーチです。高価なトーチでは照射角度を可変できるものもあります。
次に充電式か使い捨ての電池式かです。本当にたまにしか使わないのであれば電池式で良いです。中国製の安いトーチの充電池として使われている18650は単価が安く、充電器も安いです。筆者はもっぱら18650を使ったトーチを使っています。
可動部分が塩噛みします。高機能なトーチよりもシンプルな構造のトーチのほうが長持ちします。しかしながらシンプルな安いトーチは精度に問題があり、初期不良や水没の危険性が高まります。
安い物から高い物までいろいろ使ってみた結果、1000円以下で買える中国製の安物を消耗品と割り切って使っています。数本買うと1本くらいは初期不良があるので、4-5本まとめて買っています。充電池は知人の分とあわせて10本くらい買います。これでも数千円です。昔は器材バッグの中に2-3本入っていました。ナイトダイビングのときは、どのみち2本持参が原則です。消耗品といいながら精度の高い品だと300本くらいは使えますので、充分に元をとった気になれます。