MyRig


マイ器材

 器材の最後は筆者の器材紹介です。ダブルタンクをはじめとするテクニカルダイビング用の器材やサイドマウントは特殊ですので、レクリエーショナルダイビングでお気軽に潜るときの器材を紹介します。
 器材用の部屋があるくらいです。中古器材ショップができるのではないかと思っています。でも、使う器材は限られています。
 BCDはTUSAの3000シリーズ、通称Platinum(Platina) Evolution Jspecです。古い器材です。今では色落ちしています。たまに使うと仲の良いガイドからは「レンタル器材のほうが新しいよ」と言われます。ところが今でも世界最高のBCDだと思っています。まず浮力素材がないので他社のBCDよりも1-2kgウエイトを少なくできます。クッションもないので水深で浮力がかわることはありません。ラッシュガードで潜ると、ウエイトはゼロか1kg、BCDにエアーを入れる必要はなく最初から最後までハーネスとしてしか使いません。Dリングが多く、かつ、自分でも追加しています。ポケットの中にも脱着式のクリップがあり小型のトーチをぶらさげること(必要に応じて外す)ができます。ポケットをあけた瞬間に中身が落ちてしまう心配もないです。発売当時は日本人インストラクター、ガイドご用達のBCDでした。後継機種もあります。使い比べるとこちらのほうが良いです。いまだに使い続けています。御多分に漏れずスタビも持っています。最近は登場することがなくなりました。
 レギュレーターはScubaproのMK-11。シンプルな作りのレギュレーターです。海外でもScubaproのサービスセンターなら見つけやすいのでオーバーホールを考えてのことです。ホースはすべてMiflexに交換済み。メインのセカンドステージは2mのロングホース。予備のセカンドステージはAqualungのABSを使っています。計器は残圧系だけのシンプルな構成です。
 フィンはAqualungのExpressのフルフットタイプ。巨大なプラスティックフィンです。何といっても煽り足がやりやすいです。そしていざというときに激流に逆らっても期待に充分にこたえてくれます。プラスティックフィンということで耐久性に難があります。しかし、安いし、手に入りやすいので本当に良いフィンだと思っています。
 ダイブコンピューターはD9そしてD9を水没させたあとはD9txが現用です。Suuntoを使い続けています。理由は減圧症、ダイブコンピューターのところで書いたとおりです。機能面以外では、何といってもカッコいい。エラストマーストラップは最高です。他のダイブコンピューターや時計はバンドが切れると、NATOストラップやバンジーに切り替えます。D9txだけはエラストマーストラップだけを購入したくらいです。ダイバーのお友達ができたらD9txをプレゼントして、TXを買おうと思っています。いまだにその機会にめぐまれません。
 マスクはTUSAのParagonとFreedom HDを併用しています。スカートのフィット感が良いのと、バックルが可変なので使いやすいです。たかがマスクのくせにいい値段するのが難点です。マスクはなくしやすい器材なので、これだけはなくさないように気をつけています。
 トーチは1本1,000円以下の中国製充電式を使っています。いつもまとめて買って、消耗品として割り切っています。タイにいたころは昼間のダイビングでもトーチは必須でしたが、今は使用頻度が落ちています。カメラ用ではないので、この手のもので充分です。ナイトダイビングのときは5灯式の強力トーチを使います。昼間みたいに明るくなります。
 ウェットスーツ系は意外にいろいろ持っています。3mm、5mm、フードベスト、ジャケット、パンツなどなどです。筆者は肩幅が狭いので既製品を使うと肩から胸にかけて水が入ってきて保温効果が低いです。かといってオーダーメイドするほどではないので、既製品を消耗品として割り切っています。
 リールはMGE製の本格リールを使っています。フィンガーリールでも良いのですが、セイフティーグッズには出し惜しみしないことにしています。フロートはDEEPBLUEのナイロン製です。消耗品なので(というかなくすので)何度も買っています。たくさん使っているなかで、これが一番使いやすいです。
 コンパスはいろいろ買って反応が一番はやいものを選んで使っています。何百本も潜るとエアーが入ってくるので予備をいくつも持っています。
 ダイバーズウォッチは、若いころはLUMINOXを使っていました。さすがに50歳をすぎてLUMINOXを使うわけにはいかないので、APEKSの1000mモデルを使っています。気軽に潜るときはcooperのちょっと落ち着いたモデルをはめています。
 ナイフはScubaproです。BCD側にアタッチできる機構がないので、左足にはめています。マイウェイトベルトを使うときはウェイトベルトにもカッティングツールをつけています。
 指示棒は大昔にインストラクターの方からもらったものを今でも使い続けています。思い出の品です。
 器材バッグは、ほぼ毎年買い換えています。毎週潜っていると、傷みが激しいです。消耗品です。リゾートに数日間行くときは飛行機用とダイビングボート用のふたつを持っていきます。
 グローブは安物をポケットの中に入れています。必要に応じて使っています。カレントフックは手作りです。ジョンラインも手作りのものを持っています。激流遊びが趣味なのでこれらは筆者には必需品です。

最新の20件

2023-09-10 2023-08-13 2023-07-29 2023-07-01 2023-03-18 2022-12-22 2022-12-18 2022-11-10 2022-09-13 2022-08-10 2022-02-27 2022-01-03
  • MyRig
2021-12-26 2021-07-12 2021-07-01 2021-06-30

今日の20件

  • counter: 127
  • today: 1
  • yesterday: 0
  • online: 2