Maintenance


器材メンテナンス

 毎週潜るようなことをしない限りは、ダイビング器材は丁寧にあつかえば一生使えます。
 まずはダイビング器材を傷める原因を理解します。海水が大敵です。流水で綺麗に洗わないとすぐに塩が付着します。塩噛みは故障の原因となります。紫外線も器材を傷める原因です。とくにシリコンやゴム類は紫外線でやられます。フィンも紫外線に長時間あてるのは良くないです。器材を洗ったあと、早めに乾かしたいと思い炎天下に干しますが、これが一番よくありません。器材は風通しの良い日陰干しが大原則です。船上でタンクに器材をセッティングしたまま放置するのも紫外線を浴びてしまいます。筆者は器材には濡れたままのウェットスーツをかけています。こうすることでBCDやレギュレーターを紫外線および乾くことによる塩噛みから守ります。
 ダイビング後は真水の流水で丁寧に洗います。ところが大半のダイビングボートは桶に水をためているだけです。あれでは綺麗に洗えません。ひどい船になると、ウェットスーツやブーツとレギュレーターを一緒に洗います。ブーツやウェットスーツについた砂がレギュレーターに噛んでしまいます。船上で綺麗にあらえない場合は濡れたまま器材バックにしまいこみ、ホテルで綺麗に洗います。器材が乾くと塩噛みの原因になります。乾かすくらいなら、いっそ濡れたままにし、ホテルで綺麗に洗ったほうが良いです。
 筆者はダイビング旅行でホテルを選ぶときはバスタブのあるホテルを選びます。筆者自身は東南アジアでの生活が長いので、バスタブはおろか、水シャワーで充分です。器材を洗うためにバスタブが欲しいのです。ホテルで洗ったあとも日陰干しが基本です。翌日までに乾かないことが多いですが、それはしかたがないとあきらめています。

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