リップバームと聞くとピンとこない人もいるかもしれませんが、くちびるに塗るアレのことです。
よく目にするスティックタイプのものと、容器から指などですくってつけるジャータイプ(ポットタイプともいわれる)があります。
作り方はほとんど同じですが、利便性からスティックタイプは硬めに、ジャータイプは緩めに作られることが多いようです。
はしがき
香り付けや色付けを行わないごくシンプルな作製法で、リップバームを作ります。
リップバームに限らず、ほとんどの軟膏状のアイテムの基本材料は「ベースとなるワックス」と「オイル」です。
この2つの材料の配合比率や種類を変えることによって、硬さや効能が調節されます。
ここでは手作りリップバーム界でもっともメジャーかつシンプルと思われる材料で作っていきます。
ワックスはミツロウ、オイルはホホバオイルを使います。
材料
ミツロウとホホバオイルは、大体1:2から1:5くらいで作製するのが一般的なようです。
スティックタイプは硬めに、ジャータイプはゆるめに調節するとよいでしょう。
両タイプ同時に作る場合、先にスティックタイプに材料を流し入れ、残ったものをジャータイプ用にすると無駄がないようです。
作り方
これで完成です。
失敗だと思った場合は、溶かして配合を調整しなおすこともできます。
応用してみる
このレシピに好みの精油を数滴加えれば、香り付きリップバームになります。
ただしくちびるに付けるものですから、精油による刺激や入れ過ぎには充分気を付けましょう。
他にも色付きリップや、異なるワックス・オイルで研究すると楽しいのかもしれません。
(口に入るかもしれないものなので、安全性には過敏にならない程度に気をつけよう!)
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