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哀しすぎるメモリー

  • エリザベス・ローウェル
 ホリーはからだをずらし、リンクの胸毛に唇を押し当てた。
 「あなたの胸毛、好きよ」
 ホリーはかすれ声でいった。
「かたいけど、ごわごわするほどじゃなくて、あなたの舌みたいに、生きもののように
 動いていい感じよ」