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ときめくシーズン

  • アビー・ミュンツェ

ローブのひもが緩いのか、胸もとが大きくはだけている。そこから黒々とした胸毛がのぞいていた。髪の毛と同じに黒く柔らかにカールした毛に目がひきつけられた。

ウィンターは彼の手に目を落とした。長くすらりと伸びた指、短く切りそろえきれいに磨かれた爪。なによりも目をとらえて離さないのは手の甲にはえた黒い毛だ。

  • 『手の甲にはえた黒い毛』からは、確かに目が離せないけどさー(笑)。体毛の描写がなかなか克明とゆうか。読んでみたいわ。 -- 2007-01-14 (日) 22:47:50