元人間にして現魔王。
人間時代の名前は「斎藤祟将」。
普段は魔界オスロー?の奥地へ潜む魔王タンクトップ。
しかし気まぐれで地上へ出た時、彼の本来の能力が作動、
ただ存在しているだけで人類は激しい嫌悪感に襲われ、それが長時間に及ぶと死に至ると言われている。
過去数度に渡りタキの発動が確認されたが、その全てのケースにおいて死神ヒメの化身、リユの手によって阻止されている。
魔王タンクトップは神をも殺すと言われる3つの神器を所持している。
過去幾度にも渡り地母神もよりを求め続けた魔王タンクトップ。
今では贄として差し出されたクッションをもよりだと思い込み、愛し続けている。
万が一これを引き剥がしてしまった場合、魔王のリミッターが外れ本来の力を取り戻す。
タンクトップとは、見た目はただの布切れだが、2万の魔神を相手に傷ひとつ付かない強固な守りを誇る防具である。
魔王タンクトップと呼ばれる所以でもあり、彼はこのタンクトップを七枚重ね着している。
緊急時には更にタンクトップを重ね着して無限の力を得ると言われている。
魔王タンクトップが所持する神器の中で最強最悪を誇るのがこのフィンガーウェイトである。
フィンガーウェイトは指に装着するアイテムで、自分の指に普段がかかる代わりに周りの重力を急激に増やすことが出来る。
最大限にまで重みを増したフィンガーウェイトを外す事で、魔王タンクトップを中心にブラックホールが発生する。
この世の終わりである。