目次
わしの名前はモーリッツ。村人からは「老人」と呼ばれとる。自分でもいくつになったかわからんぐらい年だけは重ねとるが、現村長のヴァルターがまだ小童ぢゃった頃からすでに老人ぢゃった。
さて、わしらの村には目立ちたがりの無害なホラ吹きが多いよって「嘘つきの村」と呼ばれとったが、みな根は芸人魂あふれる正直者ぢゃった。
…ぢゃが、ある日人狼の噂が流れ始めた。
そーだす。私が「星狩りの村」の村長ヴァルターだす! 過疎と高齢化が懸念される中、日々村おこしのためにいろいろアイディアを練っているのだす。
今回の企画はヒーローショー。人に化けて村に紛れ込んだ怪物人狼を、「村人戦隊ホシカレンジャー」が協力してやっつけるのだす!
これでペーターくんやリーザちゃん、近所の村のちびっ子たちのハートをわしづかみにして、ゆくゆくはこの村に楽しい遊園地を作るのだす!
…ところが、どうやらこの企画がアトラクションでは終わらなくなったようなのだす。本物の人狼が来ちゃっただすよ〜! コレは何かの陰謀だすか〜!?
ボクの名前はペーター。「小さな村」に住んでる少年だよっ! これからボクたちの村が人狼に襲われたときのことを話すね! ちょっとコワ〜い話なんだけど、きっとこれからの参考になると思うんだ!
はじまりはいつもと同じような一日。そう。人狼の噂が流れてるってこと以外、ホントにいつもと変わらない一日から、もうあの悲劇ははじまってたんだ。それがわかったのは、もっと後になってからのことだけどね…
ワタシの名前ジムゾンある。中国からはるぱるこの「峠の村」にやてきた神父ある。この村活気あるみたいあるから、政治権力と結ぴついて存分に甘い汁吸おうと思ていたある。
ても何か様子かおかしいある。伝説にある人狼かこの村にやてくる、いうウワサ流れ始めた。
木こりの人たち村に防壁つくて要塞化し始めたあるけと、人狼すてに村人の中に紛れ込んているの様子。そして運悪いの事重なるものある。要塞のカギ無くしてしまて、村から村人出られなくなてしまた。困た。
俺の名前はトーマス。「断崖の村」で木こりをやってる。俺たちの村はあのとき、クリスマスの準備で大忙しだった。あんなウワサが飛び交うまでは、な。
人狼。人に化けて村に紛れ込み、毎夜人を食らうバケモノだ。
だがそれだけじゃねえ。俺たちの村には「睡魔」「年末進行」「リアル多忙」なんていう魑魅魍魎まで蠢いていた。
ふん、なにが来ようと俺の斧でバッサリ退治してやるぜ!…と思ってたんだが、まさかあんなことになるとはな…
2日目にしてこの怒涛の展開! こうなったらパメラ→アルビン占、ヨアヒム→他のグレー占で、アルビンを吊って偽霊能者を引きずりだし、真偽関係を整理した上でステルス狼をあぶりだしてやる。
ところが。
だが、ここからだ。ここから逆転してやるのさ!…というところで、みんなも知っての通り、A国は消滅しちまった。残念な結果だ。
僕の名前はヨアヒム。A国の震災から逃げて「呪われた村」っていう物騒な名前の村に引っ越してきた青年だよ〜。
明けましておめでとう……って、新年早々人狼のウワサが飛び交ってます(笑)。 でも村のみんなは、あんまり危機感ないみたい。
あ、申し遅れましたが、僕が人狼ですよ〜。
どこかの非まとめ役制実験村みたいw 投票先はとりまとめたけどねー。
ちなみに、この村の処刑は吊るすのではなく
「調味料をどばっとふりかけて顔に落書きした上で隔離」(笑)。
俺はディーター。「平和な村」に住んでるならず者さ。 この村は、PUB「ピンフ」と「ふるさと牛乳」が自慢の、その名のとおりなかなか平和な村……ってわけには、どうやらいかねえらしい。
人狼のウワサが流れはじめてからもう1週間が過ぎた。吊って喰われて、今残ってるのは、俺をいれて3人。頼りにならねえ手がかりを議事録からあさりながら、無為の時間だけが過ぎていく。
この3人の中の誰かが狼だ。間違いなくそいつを吊らなくちゃ、この村はおしまいさ。畜生、なんでこんな事になっちまったんだか…
無限に広がる大宇宙…
航星日誌2305年1月22日。
私の名前はニコラス。恒星間移民船「疑心暗鬼の村」の航宙士。移民者たちの居住区においては「旅人」と呼ばれている。
船内には、人を喰らうバケモノ「人狼」のウワサが流れ始めていた。
……などと白々しく語ってみたが、ふたを開けて見れば私が人狼だったのだ。獣の衝動が私を突き動かす。「人間を喰え」と……!
や、こんちこれまた。いいお日和でござんすね。あっしの名前はアルビンでやんす。生業は旅暮らしの行商人。流れ流れてこの「星狩りの村」にたどりつきやした。
人狼ってやつのウワサが村に広まり始めたのは、ちょうどあっしがやってきた直後でやんす。これからこの村で一儲けしようって矢先に、チョイと物騒な話でござんすね……。
ワタシの名前レジーナある。「極寒の村」の宿屋の女将ヨ。とこかの神父と似たような口調あるけと気にしないよろし。
この村は名前の通り、とても寒いネ。南の国から来たワタシにはちょと堪えるヨ。
それはともかく、例によって人狼騒ぎ起こたある。ワタシの店普段は閑古鳥あるけと、今日は人狼対策会議のために人集まてるネ。
腕によりをかけて美味しい中華料理作りつつ人狼追い詰めるある。
おれの名前はヤコブ。星狩りの村っつ、きれいな名前の村で、苺だのしいたけだの育ててんだけっども、あんだか噂の人狼が、おらほさも来たみでなんだ、コレ。なじょすっぺし。
ゲゲボドリンク好きが集まったのんきな村だぁんで、こィな調子で人狼ば退治でぎっかって、ちょぺっと心配だけンども
……まあ、なんとかなっぺ。
やっほー! ボクは「辺境の村」に済んでるパメラだよ。ん、誰だー「しがない村娘」とか言うのは!
ある時は、来週から学校が始まる女学生、またある時はレジーナさんの宿屋でバイトするウェイトレス(←註:裏設定)、でもその実態は、村一番の美少女
名迷探偵〜!……って、自分で言ってるだけだけどね。とはいえ都会から遠くはなれた辺境にあるこの村、いつもは平和そのもので、探偵のやることなんてないんだ……でもある日、人狼の噂が流れてきたんだよね〜。いよいよボクの出番だよ!
あ、どーも。オレ、「封印の村」でパン屋やってるオットーッス。3代目ッス。
今日はなんかみんな集まってるッスね。闇鍋パーティーッスか? 違う?……はぁ、人狼ッスか。や、噂には聞いた事あるッス。
じゃ、まあとりあえず鍋つつきながら対策考えるッス。
あの……ええと……か、カタリナです。はじめまして……。極寒の村に住んでいる……その……羊飼いです。
私たちの村に……人狼が……来たみたいです……。そして私……パン屋のオットーさんと……共有者……なんです。
でも、それより気になるのは、緑の服を来た……吟遊詩人……ニコラスさん……。あの人は……まさかお兄様!?
生き別れだったお兄様と再会できるなんて……一緒に人狼を退治してくれるのかしら……それとも……
こんにちは〜。ウチは「最後の村」のリーザ。そこの角曲がったとこにあるホルモン屋の看板娘や!
今日はなんや大人の人たちが、女将さんのホテルに寄り集まっていろいろ相談したはるみたい。村長さんの結婚式て聞いてたんやけど……「人狼」? 怪物? 人食べるのん?……はー、なるほど。この中にその「人狼」が混じってる、っちゅうわけやな。 よ〜し、わかった! ウチも手伝うたるで〜。