日録 / 2007-04-17


どうも、月に一度は、お囃子のお稽古日に雨が降るような・・・。 お調べで、肩の撥の形を直していただきました。今日は「頭」は、なし。

まずは、狂言鞨鼓のくだりを一通り。2周目で落ちたのですが、時を同じくして、お三味線の二の糸が切れたので、最初からやり直し。2度目はなんとか、半アゲまで到着。どうやら、落ちるときは、ふっと気が抜けているようです。

つづいて、社殿のくだり。さらった甲斐があったのか、まぁまぁなんとか、最後までたどり着けました。もう1回打っていると、途中1カ所落ちそうになったところがあり、先生が「えーと、あそこがね・・・」とおっしゃったので「はい、月に兎のところですよね・・・」と申し上げると、「そうそう、じゃあ、そこのところだけ、もう一度」ということに。 そこだけを取り出せば、大丈夫なんですよね。 要は、集中力が持続できない、ということなのかも・・・(-_-;)

で、「武蔵名物」のくだりへ。なんだか、今までにお稽古していただいたのと、感じが違うなぁと思ったら、このくだりは、「出端」という本行モノの手組。最後にはお馴染みの、豊後下端とクセがついてますけど。 今まで、本行モノの手組は、まったくお稽古して頂いていないので、途中から、本行モノの手組講座に。 出端〜クセを何度か、張り扇を付けていただいた後、先生が、附けをその場で書いて、説明してくださいました。

その後、先生が越ノ手〜刻上げ〜打カケ〜打込までを、一通り打ってくださいました。 「あー、これは、ソレだったのね!」でした(笑)。 刻なんて、手としてはとてもシンプルだけれど、それだけに難しそうだなぁ・・・。 あと、掛け声がねぇ・・・。 先生の模範演奏は、大変カッコイイのですが・・・。 「とにかく、理屈を考えるよりも、ひとつひとつの手を覚えて、曲に合わせて打てればいいんですよ」とのことでした。

途中で、先生が「そんなに、先に進むなよ!って感じでしょ」と笑いながらおっしゃってましたが・・・。 今月は今日でお稽古が終りなので、ひょっとして、最後まで行っちゃう?と思ってはいたのですが。

さて、次のお稽古まで、半月あるので、しっかり自習しなくては・・・。