日録 / 2007-03-23


今月3回目のお稽古日。今日で3月のお稽古は終了。
一応、「供奴」は段切?までたどり着いているので、「通してやってみましょうね」と、前回のお稽古の最後に先生から申し渡されていましたが・・・。
小梅姉さんが鼓のお稽古中で、「元禄花見踊?」のお稽古に入るところで、いきなり先生がわたしの方をご覧になって「この曲は、最初の方は、狂言鞨鼓をずーっと打っているから、手は簡単ですから」と。「あれ、次はもしかして、花見踊?」
長唄のお稽古をしていた時に、三味線をお稽古していただいているはずなのに、トーンチチーン チャチャチャチャチャーンのところまでしか覚えてない!って、ほとんど何も覚えていないのと一緒じゃん!!
姉さんのお稽古が終わって、覚えもののやり方のお話になって(なにしろ、花見踊は太鼓も鼓も、同じような手がグルグルしているのだそうで、覚え難いとのこと)、先生が先日、北海道のお仕事にいらした時に、大鼓の普段出て来ない手を打つ曲があったので、そこのところだけ、頭の中でさらっていらしたら、とある若手お囃子さんに「目がいっちゃってますけど、大丈夫ですか?」と言われたので「いま、さらってたんだよ」と言うと、その方は譜をみながらしかさらったことがないので「へぇ、そういうさらい方もあるんですか!」とおっしゃっていらしたとのこと。そして「そういう時でも、ちゃんと曲の間でさらわないと、ダメなんですよ」とおっしゃっていた。早回しみたいなさらい方をしても、意味がないと。たしかに、乏しい体験を思い出してみても、そうだよなぁ・・・。
頭は、相変わらず、右手問題が克服できていなくて、続けて打たないで、1回ごとに間をおいて打ってみて!と。頭では理解しているつもりなのだけれど、いざやってみると、やはり右手問題が・・・。ゆっくりした間でさらってみます。

供奴

前回、本調子の最後のところと二上りに戻ってからの早渡りがあまりに悲惨だったためか、まずはそこからお稽古開始。まぁまぁ、なんとか段切れまでたどりつき、「それじゃあ、最初からね」とおっしゃり、ヲロシ?から先生の弾き唄いとご一緒させていただきました。クドキの前まで打ったところで、「また、復習しますけど、今日のところはいいでしょう」ということで、休憩。
次の曲を、しばし思案された後「花見踊」にしましょうかと。あーやっぱり!

元禄花見踊

4種類の狂言鞨鼓がぜんぶ出て来るということで、まずは、まだお稽古していただいていなかった「手狂言鞨鼓?」と「車狂言鞨鼓?」の手をお稽古。続いて、最初のところだけね、とおっしゃって早渡り?から狂言鞨鼓4種類を一通り打ち終えるところまで。ウーン、ややこしい!! ほんとに覚えられるのか知らん・・・。これを2巡かぁ。通り過ぎちゃいそうだなぁ。「とにかく、ずーっとこれだから『いい加減にしてくれ!』って言いたくなるかもしれないよ」と先生、高笑いされる。ますます不安だ・・・。