Qt4：Qtを使う。

Qt4：百の定石

• 初めの一歩
  • main関数には QApplication クラスがなければならない。
  • app.exec() でイベント待ちの状態になる。イベントとはマウスを動かしたとか、ボタンを押したとかアプリに対しての働きかけのことである。
  • Widget とはQPushButton?クラスに見られるように窓とコントローラーが一緒になったものである。

#include <QApplication>
#include <QPushButton>
//
int main(int argc, char *argv[])
{
   QApplication app(argc, argv);
//
   QPushButton hello("Hello world!");
   hello.resize(100, 30);
//
   hello.show();
   return app.exec();
 }

• コンパイル
  • Qtが管理するためにプロジェクトファイルを作る。
  • コンパイラーのために Makefile を作る。
  • コンパイルする。

$qmake -project
$qmake
$make

このままだとボタンを押しても何も起きない。ボタンが押されたら何らかの処理をするようにしなければならない。

• イベントを処理する。
  • イベントが発生するとシグナル(SIGNAL)が出る。
  • シグナルを伝える先(SLOT)を登録する。
  • signal, slot はあらかじめクラスで定義されている。

int main(int argc, char *argv[])
{
   QApplication app(argc, argv);
   QPushButton hello("Hello world!");
   hello.resize(100, 30);
//
   QObject::connect(&hello, SIGNAL(clicked()), &app, SLOT(quit())) ;
//
   hello.show();
   return app.exec();
 }