液相と気相が共存している場合、熱的にも拡散的にも力学的にも接触しています。
今、温度も圧力も一定なので、化学ポテンシャルが平衡の条件になります。
臨界温度でない限り、その周りでも2相は共存しています。
級数展開して一次の項だけ取り出すと
等温、等圧下では Gibbs の自由エネルギーが便利です。
これより
τ=kBT、S=kBσ から次式を得ます。
ここで s=S/N です。
準静的に1個の液体の分子が気体にするために加えられた熱量 L=T(sg-sl) は潜熱です。 蒸気圧方程式が得られます。