集英社の少年向け漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」に1987年から2004年まで、集英社の青年向け漫画雑誌「ウルトラジャンプ」に2005年からと、長期にわたって連載されている。全体の作品テーマは『人間賛歌』とされ、現在までにPart1 - Part7の全7部で構成されている。ジョースター家の数奇な運命が描かれていたが、次第に世界観が広くなっていった
19世紀末のイギリス…英国貴族の青年ジョナサン・ジョースターを主人公とした、下層階級出身だが類稀なカリスマと野望の持ち主ディオ・ブランドーとの抗争劇。「石仮面」や「波紋」を背景に、2人の成長や対立が描かれている。
1938年のアメリカ…再び世界大戦の足音が聞こえ始めたなかでジョナサンの孫、ジョセフ・ジョースターも祖父と同じく「波紋」を身に付けていた。人類を遥かに凌駕する知的生物、通称「柱の男」たちがヨーロッパで発掘され、人間の脅威となりうる「柱の男」を倒すため、ジョセフたちは各地を奔走する
1989年の日本…100年の時を経てDIOが復活した。時を同じくしてジョセフの孫・空条承太郎には幽波紋(スタンド)という能力が発現する。DIOの影響によって危篤に陥った母を救うため、承太郎はジョセフらと共にDIOの潜むエジプトを目指す。
1999年の日本…ジョセフの隠し子・東方仗助の住む杜王町ではスタンド使いが増え続けていた。その原因を調べる為、仗助と仲間たちは、町に潜むスタンド使いと激闘を繰り広げていく。
2001年のイタリア…DIOの息子ジョルノ・ジョバァーナは、街を救うギャング・スターになるため、「パッショーネ」という組織の抗争に身を投じていく。
2011年のアメリカ…空条承太郎の娘・空条徐倫は、罠にはめられて刑務所に収監されてしまう。そこで徐倫は、この一連の悪夢の真意を知り、戦いに身を投じていく。
1890年のアメリカ・サンディエゴビーチ…世紀の大レースが開催された。謎の鉄球を操る男ジャイロ・ツェペリと、下半身不随の元騎手ジョニィ・ジョースターも、このレースを制するため、ゴールのニューヨークを目指す。