Makky の日記 / 2006-08-24

Makky の日記

清算価値か精算価値か

あえて使っているのかもしれないけれど、精算価値という言葉を使っている人を多く見受ける。

少なくとも、法律用語としては、清算価値が正解です。解散価値も同じことを意味しています。法人がその目的を終えて、解散し、清算手続に入って、資産を売っ払って、そこから必要経費を控除した価値のことを言うので。

法人がその目的を終えるのは２通りある。目的を達成して終えるのと、目的を達成できないことが明らかになって終えるのと。後者は、特別清算だとか、破産手続。

混乱を招かないためにも、清算価値という言葉を使ってほしいなぁ。

グリーンブラットの本

昨日は、ちょっと遅い夏休みを取って、普段できないことをしていました。朝９時過ぎても寝てるとか、昼間に本屋に行くとか。

しばらく株に関する書籍を購入していなかったのですが、グリーンブラットの新しい本を買い求めることができました。また、読み終えたら感想を書こうと思います。

やっぱり、先日書いたように、キャップレートと、ROE（ROA の方が好みだけど）でスクリーニングするのと大して変わらないような気がする・・・。あ、１８９ページ読んでみたら、だいたい正解みたいなこと書いてある。こちらは、ROA と PER だけど、キャップレートの方がいいよねぇ・・・。

何で、財務の良さについて、スクリーニングの条件になっていないんだろう？

↑あ、何でこんな簡単なことに気付かなかったんだろう。まぁ、完璧とは言えないまでも、ちゃんと、財務の良さについての検査もしているわ。分母のEV には、負債も含まれているんだから、負債に対する収益のカバレッジを求めているわけだ。