公開銘柄分析 / クリムゾン

事業内容

海外ブランド（アパレル）のライセンス契約を結び、量販店に卸すのが主な事業だが、ユニクロの影響を受けてか、SPA 業態（製造小売業）へと転換を図る。

主なブランド名は、「PIKO」「Town & Country」「modern amusement Scotsman」また、SPA 事業の一環である、自社ブランド「nidea」「pour le mieux」にも注力。

事業分析（ポジショニングアプローチ）

ファーストステップ

• 扱う製品　衣料品
• 顧客層　比較的若年層か
• 流通チャネル　量販店及び専門店
• 事業を展開する地域　ほぼ日本全国

強いブランド力を持っていて、販売業者が扱わざるを得ない・・・とまでは言えない。

顧客ニーズの把握

全てのブランドを調べたわけではないが、サーフカジュアルと名づけられた「PIKO」や、サーフブランドとされている「Town & Country 」など、若者の精神的ニーズを把握しており、時代遅れとなってはいない。

が、ひところのハワイアンブームは、影を潜めたようで、主力の「PIKO」の売れ行きも減少傾向と見られる（by Makky の嫁）。クリムゾンにとっては、「がんばれ高木ブー」か（笑）

Five Forces

既存企業間競争は・・・まあ激しいだろう。アパレル産業の成長性は、どうなんだろう。あまりたいしたことがないような気がする。

新規参入を防ぐほど、規模の経済もないし、ブランド力があるわけでもない。製品の差別化も難しい。

供給業者は、主に海外のライセンサー。ブランドを売るのだから、供給業者の方が力を持ってそうだよな。だからこそ、当たれば旨味のある、SPA 事業に乗り出すんだろう。

経営者

サイトに社長が出てくるが、即刻やめた方がいい。ダサい。ブランドが命なのに、何を考えているのか。イメージ画像か何かに差し替えた方がいい。

公開銘柄分析