USARSim Execute


河原林研究室 >> RoboCup Rescue Virtual Robot Memo >> USARSim Execute

目次

SimpleUIで実行

実行手順

<バージョン2.1>

  1. サーバを起動する
    \UT2004\USAR_Maps_Files\RunServer? (UT2004:UT2004のインストールフォルダ)
    にあるbatファイルのうち、目的のマップのものを起動する。
    すると、サーバモードでマップを立ち上げることができる。

    batファイルを実行すると、コマンドプロンプトが現れます。
    メッセージがずらずらと表示されるので、メッセージがとまるまで待ちます。
     
  2. SimpleUIを起動する
    USARSim Install Controller#simpleUi?でSimpleUIをインストールしたフォルダから、
    SimpleUI.exe を起動します。
     
  3. 初期設定
    起動すると、各種設定を行うウインドウが出てきます。
    simpleUI1.png
    設定ウインドウ
    以下のように設定します。

    • Commandグループ
      ホスト(サーバ)に関する設定を行います。
      • Host
        ホストのIPアドレスを指定します。
        SimpleUIと同じPCで実行してるならそのまま、
        違うPCなら、そのPCのIPアドレスを入力します。
      • Port
        特に変える必要は無い筈です。
         
    • Robotグループ
      使用するロボットに関する設定を行います。
      • Model
        使用するロボットの名称を選択します。
        バージョン2.1の場合、ATRV Jr、P2AT、P2DX、Rover、USARBc、USARCarが選択できますが、
        USARSim V3.1.1 の場合、ATRV Jr、P2AT、P2DXしか使えませんでした。
      • Position
        ロボットを生成する座標を指定します。
        使用するマップによって異なる値となります。
        マップファイルに付いてきたReadmeを参照してください。
        USARSim v3.1 memo#mapInstall?の工程を行ったのなら、UT2004\USAR_Maps_Files\Readme にあります。)
         
    • Video
      シミュレータから取得してくる、映像データについての設定を行います。
      特に設定を変える必要はありません。

      設定が完了したら、[Start]を押します。
       
  4. カメラの設定
     
    Unreal Tournament 2004(≒Unral Clietnt)が起動し、
    しばらくすると STOP!! というウインドウが表示されます。
    simpleUIstop.PNG
    Stop!!ウインドウ
    1. Unreal Tournament 2004のウインドウを選択します。
       
    2. シミュレーション中の映像を確認する、視点を設定します。
      操作方法
      視野移動:マウス
      前進/後退(向いてる方向に):↑/↓ or W/S
      左/右平行移動:←/→ or A/D
      垂直上昇/下降:Ctrl/Shift
      ロボット追従視点:左クリック
      ロボット追従視点切り替え:c (押す毎に、[車載カメラ→第三者視点A→第三者視点B→第三者視点C→車載カメラ→] の切り替え)
      固定カメラ視点:右クリック

      ロボットの操作中も変更できます。
       
    3. [Alt]+[Tab]でランチャーから STOP!! ウインドウに切り替えます。
       
    4. [OK]ボタンを押します。
       
    5. 操作ウインドウが開きます

操作方法

起動手順が完了したら、下のようなウインドウが開きます。

simpleUI2.png
SimpleUIの操作ウインドウ
  • Wheelsグループ
    移動関連のボタン
    • ↑/↓:前進/後退(他のボタンを押すまで継続)
    • ←/→:左/右旋回(他のボタンを押すまで継続)
    • Speed Up:前進・後退・旋回の速度を上げる
    • Stop:移動を止める
    • Speed Down:前進・後退・旋回の速度を下げる
       
  • Camerasグループ
    カメラ生後関連のボタン
    • ↑/↓:上を向く/下を向く(他のボタンを押すまで継続)
    • ←/→:左を向く/右を向く(他のボタンを押すまで継続) Zoom In:ズームイン Zoom Out:ズームアウト

      #brZoom In、Zoom Outに関しては、動作が確認できなかった。

MOASTで実行

基本

  1. サーバを起動する
    \UT2004\USAR_Maps_Files\RunServer? (UT2004:UT2004のインストールフォルダ)
    にあるbatファイルのうち、目的のマップのものを起動する。
    すると、サーバモードでマップを立ち上げることができる。

    batファイルを実行すると、コマンドプロンプトが現れます。
    メッセージがずらずらと表示されるので、メッセージがとまるまで待ちます。
     
  2. MOASTを起動する
    1. エミュレータを起動する
      MOASTをインストールしたエミュレータを起動します。
      CygwinならCygwinを、VMwareならVMwareを。
       
    2. MOASTを起動する
      MOASTをインストールしたディレクトリで、
      cd /bin
      でrunファイルのあるディレクトリに移動し、
      ./run
      を実行する。

      設定ファイル内に、マップごとのロボット生成地点が記入されているので、
      SimpleUIのように、毎回座標を入力する必要はありません。
       
  3. Unreal Clientを起動する
    これにより、フィールドとロボットを視覚的に見ることができます。
     
    1. UT2004を起動します。
       
    2. Join gameを選択し、LANタブを選択する。
      リストにはローカルネットワーク内で起動しているサーバが表示されます。
      ローカル内で、他にUnreal Serverを起動していないなら1つだけ表示されます。
       
    3. 先ほど起動したサーバに入る。
       

      *この方法では、第三者視点でフィールド内を見ることができます。

      車載カメラ視点とかにする方法は今のところ分からない。


ヘルプ

コントローラを起動しても、サーバが無いと言われる。

  1. サーバのIPアドレス設定が間違っている
  2. サーバがエラーを起こして落ちている。
    コントローラの接続・切断を繰り返しているとサーバが落ちることがあるようです。
    サーバの画面(コマンドプロンプト)の最終行に、
    続けるには何かキーを押してください
    と表示されていたら、サーバは落ちています。
    起動しなおしましょう。