ワンマン的覚書(協調/非協調)


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ワンマン的覚書(協調/非協調)

協調/非協調という言葉を封印するに至った理由など。

批判

「おまえの使う協調(非協調)という言葉の定義は狭すぎる」

囚人のジレンマ(協調と裏切り)との対比

囚人同士は、チームではない。
それに対し、RoboCup?サッカーではチームという単位が前提にあり、 その上で個々のプレイヤーについて設計なり、実装なりをする。

RoboCup?

チームというものの目的は、結局、ゲームに勝つことやシュートすることであり、 それらをチーム内のプレイヤーは共有していると考えるのが自然だ。
(もし、そこで非協調というなら、チームの目的を共有していないと考えることも出来るし、電気関連学会の地方会においては、そのようなご指摘を頂いた。
確かに、そのとおりである。

まとめ

まず、チームという単位を前提としていること(また、それによりフォーメーションやポジショニングが行われること)から、チーム内にいるエージェント同士には、少なからず協調関係がある、と認めなければならない。

その上で、いままで(非協調と使ってきた期間において)の非協調エージェントという言葉は、 「他のエージェントとは協力せずに、単独でチームの目的を達成する」エージェント と置き換えなければならない。

これは、いわゆるワンマン的な振る舞いをするエージェントのことであり、 以降(=地方会後)、非協調エージェントではなくワンマンエージェントというラベルを用いることにした。

まぁ、、、結局のところ、中間報告のときの言葉に戻しただけ、という事になるのだが。。。