国家?
マスケニア国 †
マスケニア国はラーディア大陸北西部に位置する国家です。広範囲にわたって巨大な山脈が連なっており、鉱物資源が非常に豊富で大陸位置の産出量を誇っています。
政治体制は表面上は帝政を採っており、代が変わるたびに先代の皇帝が次の皇帝を選出され、血のつながらない皇帝たちがマスケニアが成立してからの約120年間、代々執政してきました。
マスケニアは技術力と魔法技術に優れ、インフラ整備の速度も非常に速く、マスケニアを通る主要な街道は全て石造りになっており、『鉄道』と呼ばれる特殊な乗り物が主要都市を繋いでいます。
しかし、居住可能な地域が少なく、山脈にはドラゴンやそれに属する種族が多数住み着いているため、人口は少なく農地面積が狭いため、農業は自給自足な面が強く、足りない分を他国から輸入しています。
また、近年ゲルド王国から圧力をかけられることもままあり、様々な物資と引き換えに多数の技術をゲルド王国に提供しています。
魔術学院 †
マスケニアでもっとも発達したものをあげるとするならば、魔法技術の高さです。
マスケニア北部の町シュトリーベスには大陸最大規模を誇る魔術学院が存在し、首都の人口を越える3万人ほどの人間がこの学院に携わっています。
学院は精霊術だけに留まらず、古代に失われたとされる理の魔術を再現し、生徒たちに教えています。
この魔術学院は、その魔法技術の高さから国家に対する発言力が非常に強く、その影響は他国にも大きく及ぼすことができるとも噂されています。また、マスケニア国の政治が滞りなく進むのは、実際はこの学院が政治を裏で操っているからなのではないか、と囁かれていますが、実態は明らかになっていません。
他国からの留学生も広く受け入れており、『学びを求める者は等しく学ぶ権利を有する』
と謳われ、身分などを問わず様々な者たちが毎年この学院にやってきます。
学院内部はあらゆる魔法がかけられており、侵入者などを一切受け付けません。
また、生徒の立ち入りを禁じられた場所がいくつもあり、学院には777の秘密がある、と生徒たちの間で噂されています。
データエトセトラ †
人口:約16万人(少数部族などは除く)
主な種族:人間、コボルド、ハーフエルフ、ドワーフ、ゴブリン
主な輸出品:貴金属、マジックアイテム、海産物
国章:絡み合う1対の蛇
首都:ベルティーナ
面積:約17万k��(およそ北海道の二倍)
公用語:大陸共通語
成立:約120年前
主要都市 †
- ベルティーナ 首都
- ノイスアーゲン 魔術都市
- シュヴェート 工業都市
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