フォルン : 「それでは、まずこの世界エレメンティアについてご説明いたします」
サフィー : 「ところでフォルン、世界世界って言うけど、どこまでがそのエレメンティアって世界なのかしら」
フォルン : 「そうですね。エレメンティアというのは、この繁栄の大陸ラーディアと魔の大陸メルティアや戦乱の大陸バルバロッサや大小多数の島々からなる地域の事です。海もこの中に含まれていますし、噂話に出るようなまだ見ぬ大陸もエレメンティアの中に・・・」
サフィー : 「あーもういいわ。大体分かった。とりあえずこの大陸以外にも色々あって、そこもエレメンティアって世界なのね」
フォルン : 「そ、そういうことですね」
サフィー : 「で?エレメンティアはどういう世界なのよ」
フォルン : 「コホン…そうですね。サフィーさんはエレメントについてはわかりますか?」
サフィー : 「エレメント・・・えーと・・・(頭を掻きつつ)・・・確か風とか水とか土とかそんなのの事だったかしら」
フォルン : 「惜しいですね。エレメントというのは光火風樹土水氷闇の8種類の力の事を指します。この世界のものはすべてその8つのエレメントで出来ていて、そこから『エレメンティア』という名前がついたそうです。私の体もサフィーさんも。この机や椅子も全てエレメントで出来ているんですよ」
サフィー : 「へぇ、それじゃあ私は・・・えいっ」突然風が巻き起こり
フォルン : 「うわっ!」慌てて机の上の羊皮紙の束を覆って
サフィー : 「風のエレメントで出来てるってことなのね?」
フォルン : 「い、いえ、単体のエレメントで構成されてるのは精霊だけです。その系統の魔法が使えるというのは、一番多く構成されている属性なだけで、人や動物、物質などは基本的に多数のエレメントが・・・」
サフィー : 「あーだから難しい事はいいからっ!とりあえず私の属性は風!それでいいわね?それと精霊って聞いたことはあるけど何なのよ」
フォルン : 「は、はい(やりにくいなぁ)…精霊というのはですね、自然に存在するエレメントが乱れない様にコントロールする役割の知性を持った存在ですね」
サフィー : 「じゃあ精霊たちってどこにいるの?あたし見たことないわよ」
フォルン : 「精霊たちはですね、普段は見ることができないんですが。殆どどこにでもいるんです。私の中にもサフィーさんの中にもその一部が通っているんですよ」
サフィー : 「・・・・・・(ジー」嘘臭そうな目で見る
フォルン : 「・・・疑われているようですね。ではサフィーさん。あなたは水の中で息ができますか?」
サフィー : 「そんなことできるわけないでしょ!息ができなくて溺れちゃうわよ」
フォルン : 「そうです。それは水の中に空気がほとんど存在しないから息ができないんです。一見何も無いようで空気は確かに存在しています。ですが見えません。それと同じことで、この世界には何処かしこにも見えない精霊の力が働いているんです」
サフィー : 「んーわかるようでわかんないわね・・・まあいいわ。それならこの世界は精霊で出来てるって言っても間違いじゃないのね(ふーん」
フォルン : 「(意外と理解力がないわけじゃないんだ・・・)」
サフィー : 「・・・何よ?」
フォルン : 「い、いえなんでもありません!」
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