フォルン : 「それでは、ラーディア大陸に存在する国について、エストリア王国との関係を説明していきましょう」
サフィー : 「フォルン、あたしはこの国の事もよくわからないわ。まずこの国の事からお願い」
フォルン : 「あ、そうでしたね、ではまずエストリア王国から。 エストリア王国は数百年前程前に英雄ガラド・エストリアによって築かれた国家です。エストリア王国は非常に肥沃な土地で、森林帯も多く、様々な種族が生息しており。エルフ族は今日ではエストリア王国にしか集落を持たないとされています。サフィーさんの様なフェアリー族も殆どはエストリア王国にしかいないんですよ」
サフィー : 「へー。やっぱりあたしたちの種族って森の中でキャッキャやってるのがいいのかしらね」
フォルン : 「(そういう言い方はどうなんでしょう・・・)エストリアは肥沃な事もあり、平野では農業が、山間部なのでは鉱業が、ラーディア大陸の内海外海ともに漁業が発展しています。学術都市フェンドラでは魔法に関する研究も盛んに行われており、総合的な力においてはエストリアの国家の中で一番強力といえるでしょうね」
サフィー : 「凄い国なのね〜(へー」
フォルン : 「エストリア王国は国土が大陸一大きな国家なんですが、そのせいか他国に領土を狙われることもないわけじゃありません。ですので土地を守るために、兵の多くを国境の防衛にあてています。また、あまり変化を好まず、国家としては保守的な性格をしていますね」
サフィー : 「何だかエルフみたいね、根暗なとことか」
フォルン : 「人間も入ることができるエルフの街というのもあるそうですよ。確かにエルフさんも保守的な考え方の方が多いですけれどね」
フォルン : 「では次に、エストリア王国と長年ライバル関係とも言える、ゲルド王国について説明しましょう」
サフィー : 「へー。ライバルってことはあれかしら、恋人でも取り合ってるの?」
フォルン : 「あ、そのたとえはあながち間違ってませんね。ゲルド王国はラーディア大陸北部から北東部にかけての国家であり、国土のほとんどは雪で閉ざされています。暖かい土地などをとても欲しており度々属国のマスケニアを通じて侵攻しようと機会をうかがっていたりしますし、数十年前までは隣接するハルモニア王国にも侵攻していました。ゲルド王国は土地柄肥沃さとは無縁ですから」
サフィー : 「ふーん・・・じゃあゲルド王国は何が得意なのよ?」伸かき
フォルン : 「ゲルド王国は工業を得意としていますね。優れた金属製錬技術を持ち、加工技術も高く、ゲルドの武器は大陸一と謳われていますよ。一説にはドワーフたちにその技術を伝授してもらった・・・という話もあります。また徴兵制を敷いており、成人以上の男子は数年軍役につくことが定められています。そのため軍事力では最強とも言われています」
サフィー : 「物騒な国ねえ」
フォルン : 「ゲルド王国においても王政が行われ、議会と共に政治が行われているのですが、その内部は『赤薔薇の王宮』と呼ばれるほど血が流れているそうです。表には公表しませんが、王家の人間は皆暗殺などで死んでいるという話もあるくらいです」
サフィー : 「・・・どんだけ荒んでるのよ、その国」
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