中高一貫教育制度を生かしたカリキュラム構成になっている。高校2年までに高校3年までの授業内容を完了し、高校3年では志望校に向けた学習を専門的に行う。 担任(学寮の監督官含む)と教科担当者は原則中学から高校まで同じ教師が担当する。しかし、教科担当者に関しては、あくまで”原則”であり、一年で英語科教師が10回以上変わったケースがある。
また全寮制を生かしイブニングスクールを開設している。午後7時から午後9時までを2コマに分け国語・数学・英語の授業を行っている。現在中学1,2年生は全員を対象に、中学3年生は進度の遅れている生徒を対象に、そして高校1年生(外部進学生のみ)は発展的な内容の授業を希望者に対して行っている。
夏期休業中には灘中学校・高等学校の教師を数名招き、一部の国語・数学・英語の授業を数日行っている。
弘学館中学校・高等学校では、当時の学園長が世界史の教員だったこともあり、履修不足はないと公式に発表した。しかし、その発表はうそで、教育委員会が来る直前に教室に掲示してあった時間割表を撤去したり、英会話でパソコンを利用し情報の単位も一緒にとったことにするなどの偽装工作がなされていた。その後、中学校での家庭科の履修不足が発覚したが、ほかにも情報、技術、芸術で履修不足であるほか、地理A、世界史A、日本史Aの時間Bの授業を、理科総合A、Bの時間に化学、物理、生物をやっているが、このことは今日まで公式には隠し通されている。