フラッシュメモリ


目次

フラッシュメモリ一覧とその位置

フラッシュメモリは全部で12個あります。

  • No.01 フラッシュメモリ(場所:キッチンの左上の棚)
  • No.02 脱出手段   (場所:洋館二階廊下の鉢植え)
  • No.03 ライフル銃  (場所:洋館一階書斎の本棚(洋館ルート)。or海食洞(下水道ルート))
  • No.04 寄生体    (場所:山小屋の穴から入ってすぐの部屋の左上(洋館ルート))
  • No.05 大型生物兵器 (場所:眞子達の部屋の左のベッド)
  • No.06 時限爆弾   (場所:下水道左下の部屋のダンボール(下水道ルート)。or海食洞(洋館ルート))
  • No.07 マザー    (場所:洋館三階の千尋の寝ていた部屋の左下)
  • No.08 ジョーカーたち(場所:離れ小屋の右上にあるバケツ)
  • No.09 隠し通路   (場所:地下水路に繋がる換気口がある部屋の木箱)
  • No.10 実験目的   (場所:下水道と海食洞の連絡通路右下(下水ルートでは古びた鍵の扉から侵入))
  • No.11 システム侵入法(場所:研究施設のパスコードと鍵が必要な扉がある部屋のカプセル)
  • No.12 侵蝕     (場所:研究施設の大エルフ収容所右側、右の左列一番上(ハード洋館ルート))
※ 本来特定ルートでしか取れないNo.03とNo.06は、3日目AM4時以降にどちらか取れない方が
  海食洞の(山小屋から入って左上の、応急セットがあった)小部屋に置かれています。

テキストファイルの内容

No.1 フラッシュメモリ

 File No.1 『フラッシュメモリ』
 今、君がPDAに差し込んでいるモノ……これがフラッシュメモリだ。
 この中に、組織や研究に関する機密情報の欠片が保存されているわけだが―――。
 それに加え、PDAで閲覧できるテキストファイルを添えておいた。
 こうして君が読んでいるのが、まさにそれだ。
 ここには、君が必要とするであろう情報を載せておいた。
 それぞれのフラッシュメモリごとに別々のテキストが添えられているので、かならず一読しておいてくれ。
 ちなみに、フラッシュメモリはNo1からNo.12まで存在する。
 残念ながら、フラッシュメモリの正確な位置まではここに書くことはできない。
 万が一、今、君の読んでいるフラッシュメモリが組織の手に渡ったら、
 他の全てのフラッシュメモリが回収され、私の計画は水泡と帰してしまうことになる。
 残りのフラッシュメモリはなんとか自力で見つけて欲しい。
 だが無理に全てを入手する必要はない。
 むしろ、この状況下で全てのメモリを入手するのは不可能といっても良いだろう。
 フラッシュメモリ探しに時間を割き、脱出の機を逃すような失敗は避けて欲しい。
 以上―――。

No.2 脱出手段

 File No.2 『脱出手段』
 いずれ必要になるであろう、脱出手段について伝えておこう。
 君がこうして島で生き延びている間は、組織側の監視役もまた島に滞在しているはずだ。
 当然、やつらは島に出入りするための手段を持っている。
 それを奪い取るのが、最も迅速かつ確実な脱出手段だろう。
 この島の地下には、二箇所の停泊所が設けられている。
 一つは研究施設内の中心部、もう一つは洋館内の簡易実験室の地下だ。
 簡易実験室から地下へ通じる階段は絨毯に隠されている。
 探せば簡単に見つかるはずだ。
 おそらく、その二箇所のいずれかにやつらが持ってきたモーターボートがあるはずだ。
 気をつけて欲しいのは、脱出する意思があることを奴らに嗅ぎ付けられないようにすることだ。
 もし奴らに感づかれたら、何らかの対抗措置を取られてしまう可能性がある。
 そうなると脱出は非常に困難だ。
 脱出の際はくれぐれも慎重に事を運んで欲しい。
 以上―――。

No.3 ライフル銃

 File No.3 『ライフル銃』
 島内で安全に行動するためには、生物兵器に対抗できる武器が必要だ。
 組織側もそれを承知しており、君のような観察者が使うための銃器をいくつか用意しているはずだ。
 しかし、そのほとんどは威力の弱い拳銃タイプのものだと思われる。
 生物兵器研究の一端に関わっていた私から言わせれば、それでは身を護るには不十分だ。
 とくに大型の生物兵器に対して殺傷性・連射性が劣る拳銃で挑むのは大きな危険を伴う。
 我々のような研究者は、拳銃ではなくライフル銃を携帯することが多い。
 島内に監視役がいるのなら、どこかにライフル銃が保管されていると思われる。
 後々遭遇する可能性のある大型生物兵器のことを考えれば、探してみる価値はあるだろう。
 以上―――。

No.4 寄生体

 File No.4 『寄生体』
 寄生体―――、それは我々が進めていた恐るべき研究の集大成だ。
 生物でさえあれば、どんな宿主でも構わず寄生する、貪欲な性質を持っている。
 もちろん人間にもだ。
 それは君自身がよく知っているだろう。
 通常、奴らは宿主に憑いてから数時間〜数日をかけて侵食していく。
 そして侵食の最終段階に入ると、
 より棲み良い環境への進化を促し宿主そのものを奇形へと変えてしまう。
 そうして新たに生まれた生物の中で、特に殺傷性の高そうなもの。
 それが『生物兵器』となる。
 生物兵器への進化を遂げてしまったら、元の生物に戻すことは絶対に不可能である。
 もし寄生体が体内に入ってしまったら奇形への進化が始まる前に抗体を注入し
 寄生体そのものを殺して分解するしかない。
 それができなければ、最終的に死よりも悲惨な末路を辿ることになる。
 ただ、我々が過去に行ってきた実験で一度だけ特異なケースが観測されたことがある。
 それは寄生体が瀕死の者を蘇らせた、という現象だ。
 本来、宿主が死亡すれば、それに憑いている寄生体も死亡する。
 ところが、それを良しとしない寄生体が死に対する抵抗力を宿主に与え、
 蘇生させることがある。
 運良くその種の寄生体に当たった宿主は、その後も奇形化を最小限に抑えたまま、
 元の生物の原型を留めている。
 これは君にとって勇気付けられる情報だろうが、あくまで特異なケースの話であることを忘れないでもらいたい。
 仮に蘇生できたとしても、奇形化抑制の度合いには個人差があるだろう。
 希望的観測にすがるようなことはせず確実な手段―――すなわち抗体の入手に専念してもらいたい。
 以上―――。

No.5 大型生物兵器

 File No.5 『大型生物兵器』
 我々の研究によって生み出された生物兵器はおよそ数十種類に及ぶ。
 その中でも、とりわけ大きいタイプのものは大型生物兵器に分類される。
 大型生物兵器は、被験者にとって非常に危険な存在だ。
 我々研究者にとっても、一つ扱いを間違えば、恐るべき脅威となりうる厄介な連中だ。
 この実験には、その大型生物兵器も投入されている。
 君が大型生物兵器と遭遇する可能性はかなり高いと思われる。
 ここでは、大型生物兵器の中でも最大規模の巨大肉食ガメについての対策を伝えておこう。
 奴の巨体の前では、いくら強力な火器を持っていたとしても、人間などアリに等しい。
 もし奴を興奮させてしまったらもはや手の付けようは無いだろう。
 そうなる前に、奴の特殊な習性を利用し弱点を突く必要がある。
 その特殊な習性とは、前足への刺激を極端に嫌うことである。
 もし奴が興奮して動きを早めてきたら、すかさず前足を交互に撃つんだ。
 すると奴は前進することを躊躇し、いくらかスピードを緩めるはずだ。
 くれぐれも奴との距離は余裕を持つように。
 接近されてからでは手の打ちようがないぞ。
 危ないと思ったら前足を"交互"に撃つ。
 これを忘れないで欲しい。
 以上―――。

No.6 時限爆弾

File No.6 『爆弾』
緊急時に備え、この島の施設には自爆システムが設置されているらしい。
私が実際に関わっていたシステムではないため真偽は定かではないが、研究の機密性を考えれば無いほうがおかしいくらいだろう。
じつは、そのシステムを製作した際に使わる事のなかった余りの爆弾がいまだに島内に残されているようなんだ。
本来なら、そんな危険なものはとうの昔に処理されるべきのものだけど……、組織の管理がそれだけずさんと言うことだ。
もしその爆弾を手に入れることが出来たら潜入の大きな助けになると思う。
しかし、爆弾はデリケートなものだ。そして君のような観察者にとってはあまり触れる機会は無いはずである。
正しい使用方法が分からない場合は、絶対に手を出しはいけない。
誤爆や自滅なんてことになれば悔やんでも悔やみきれないだろう。
それだけは肝に銘じて置くように。
以上―――。

No.7 マザー

 File No.7 『マザー』
 寄生体は何もないところから発生するわけではない。
 寄生体が存在するのは寄生体を産む生物が存在するからだ。
 我々の間ではその大元の生物をマザーと呼んでいる。
 マザーの研究は組織の生物兵器開発の中でも最重要項目だ。
 一部の人間のみが研究に携わることが許され、機密性も非常に高い。
 したがって、私はマザーについて詳しいことは分からない。
 研究者の間の噂では、生物兵器としての価値はまだ低いとの話だ。
 だが、まがりなりにも寄生体を産む元凶だ。
 甘く見ない方がいいと思う。
 君がこの島にいる以上、対峙する可能性がないわけではない。
 その時に、勝機を見出す鍵となるのは情報だ。
 どんな生物兵器にも弱点はある。
 それはマザーとて例外ではないはず。
 情報収集をして、しすぎることはない。
 観察者である君ならこの意味を理解してくれると思う。
 以上―――。

No.8 ジョーカーたち

 File No.8 『ジョーカーたち』
 組織内では、君のように一般人に紛れて観察任務に携わる者を、俗に『ジョーカー』と呼ぶことがある。
 どこに潜んでいるか分からない裏切り者……。
 じつに皮肉めいた俗称だ。
 もっとも君の場合は、被験者だけでなく組織にとっても裏切り者であり、
 二重のジョーカーとなるわけだ。
 そういう意味では、私自身もジョーカーと言えるのかもしれない。
 これは不確かな情報なのだが、どうやら今回の実験には、我々以外のジョーカーも紛れ込んでいるらしい。
 観察者として―――裏切り者として―――、
 またはそれ以外の何者かとして―――。
 詳しいことは分からない。
 しかし、周りの人間には注意しておいた方がいい。
 最も可能性が無さそうな人間こそ、ジョーカーだったりするものだ。
 かつての君がそうであったようにね。
 だが、どんなジョーカーでも、意味も無く己の素性を隠すようなことはしない。
 ジョーカーにはジョーカーたろうとする動機が必ずあるはずだ。
 それを見極めることは、君が生還するための重要な鍵となるかもしれない。
 他のジョーカーを上手く利用し、文字通り、我々の『切り札』とすることを考えるんだ。
 以上―――。

No.9 隠し通路

 File No.9 『隠し通路』
 この島にある建物に関しては、既にいろいろ見てきたと思う。
 じつはこの建物は、島での研究が始まってから何度も改修工事が行われている。
 研究プロジェクトのニーズに合わせて増築されたり、
 不慮の事故により損壊した部分を修繕したりとかなり手が加えられているのだ。
 そうした過程によって、建物の一部には歪な構造から生まれた空間のようなものが存在するらしい。
 どこにあるのかまでは不明だが、仮に入り口があるとすれば、
 目立たないように隠されていることだろう。
 今は使われていないとは言え、そこも過去に研究で使われていたことには変わりない。
 もし見つけることが出来たら、調査してみることを勧める。
 ただ、そんな閉鎖された空間にも生物兵器が紛れ込んでいる可能性がある。
 それらが周囲にいる間は、落ち着いて探索を行うこともできないだろう。
 敵を排除し、落ち着ける状況になればそれまで見えなかったものが見えることもある。
 ひょっとしたら、思わぬ収穫があるかもしれない。
 以上―――。

No.10 実験目的

 File No.10 『実験目的』
 この島で行われている実験―――、それは君が事前に聞いていたものとはだいぶ違っていたかもしれない。
 ほとんどの観察者、そして研究者には、それほど危険ではない小型の生物兵器に対する被験者の反応を観察する事を目的とした実験であると知らされた。
 ところが、蓋を開けてみればそんなぬるさは微塵も感じられない恐るべきサバイバル実験となっていた。
 これは突発的な事故によって、起こったのではなく、あらかじめこうなるよう設定されていた気がしてならない。
 全ての観察者に寄生体を埋め込むなど通常では考えられない保険までつけている。
 いや、これを保険と呼ぶべきかは怪しいところだ。
 本当の実験目的は別のところにある―――、
 私はそう考える。
 もしかすると、君や私は組織によって試されているのかもしれない。
 しかし、それ以上に腑に落ちない点がある。
 それは監視者の行動だ。
 この実験の責任者である彼女は、実験内容の変更は初めから知っていたはず。
 彼女には、自分のためなら組織すら利用しようとするしたたかさがある。
 この実験には各人の異なる意図が錯綜している。そのことは頭に入れておいて欲しい。
 以上―――。

No.11 システム侵入法

 Fiノe No.11 ロシステム侵入法』
 洋館のノートロロロウウウロロロロウウウロロロ
 ロロロロロロロロロロロロロロロウロロウロロウロロロロロロロロロロロロロロロ
 ロロロロロロロロロロロロロロロウウウロロロウロロロロロロロロロロロ
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 ノウノノノノノノウノウノノノノウウウノノノノノノノノノノノノ
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 ロロロロ―――。

No.12 侵蝕

 File No.12 『侵蝕』
 まもなく脱出しなければならない。
 なので簡潔に記述する。
 この島は我々の予想以上にマザーの侵蝕が進んでいた。
 マザーは人間の手に扱えるものではなかった。
 それを例の責任者の女は分かっていない。
 たとえ中心核を分離する技術があったところで根本的な管理を出来ているわけではない。
 マザーは島に核兵器を落としてでも抹消しなければならない。
 この危険性を世に知らしめてくれ。
 以上―――。

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