Cappuccino(EA11R)


Cappuccino(EA11R)

頭文字D本編では埼玉北西エリア連合の坂本*1が搭乗しているカプチーノ。

1991年10月に発売された、軽スポーツオープン2シーター。車名はシナモン入りエスプレッソコーヒーが由来*2
当時「平成ABCトリオ*3」と称された3台の軽オープンカーの内の1台で、唯一のFR車でもある。
搭載する657cc直3ターボエンジン「F6A」やトランスミッションは他車の流用*4だが、ボディや足回りはスポーツカーらしい専用設計で、その作りは登場から25年以上経った現在でも軽自動車としては異常なまでに手が込んだもの*5となっている。
「ABCトリオ」中では最も長寿命で、95年5月に後期型*6に改良された後、98年10月に生産を終了した。

頭文字Dでは唯一バトルに使用された軽自動車であり、当然ながらナンバープレートも黄色である。
作中のカプチーノは「F6A」搭載の「EA11R」で、ゲームのEA11Rはカラーラインナップからして95年5月以前の中期型である。

初登場のVer.2から現在のD0とシリーズを通して、軽自動車故にパワー面・コーナリング面それぞれでとにかく癖のある車。
具体的にはスタート時のゼロ加速や高速域で結構な鈍さが出る他、挙動安定性も総じて不安定でアンダーも出てしまいやすい。
ゲーム中で最小の車体は、壁に接触しづらく後追い時にも追い抜きやすいが、逆に先行時のブロックはまさに至難の業である。
ただ裏を返せば低中速域は他車に負けず、姿勢も変えやすく、堅実なドリフト走法さえ出来れば対人対戦での勝利も十分可能。

Ver.3までは各性能が現在以上に「初心者お断り」で*7、TAでは全コースでランキング上位を独占し猛威を奮っていた。
各車性能の均等化が行われたD4では、カプチーノも性能向上がなされ、Ver.時代の荒い挙動は操作性向上によりある程度改善。
その結果、上級者の使用率が目に見えて上がり*8、「上級者はカプチーノ乗りしか居ない」というジョークができる程だった。
その為かD6で全性能が大幅に弱体化され、プリウスハチゴーに次ぐ下位グループに沈んで以降、使用者は激減している。

ただしD8で追加されたドリコンイベントでは、その小柄な車体が大活躍し、チラホラとTOP10に入っていた*9
現在のD0のTAにおいても、埼玉繋がりからか定峰下りの番車という、D8のハチゴーに次ぐ快挙を成し遂げている*10

チューニングの「ロールバー」は坂本仕様に合わせ、シート後部に逆U字形のバー『ロールフープ』が装着される。
D4からD6までは坂本が未登場だった為、各パーツはD4時点で全て揃っていたが坂本仕様の表記が無かった。

坂本仕様は雑誌・J's Tipo編集部ツボ8氏の愛車がモデル。金色の純正形状ホイールなどもモデル車両のまま。
ただし現在はもらい事故によりフロント周りを損傷、坂本仕様とは異なる仕様となっている模様。

ゲーム内では特別仕様車の限定カラー「ディープブルーパール」「サターンブラックメタリック」*11が標準カラーで選択可能。
D.NET有料会員専用カラーの内、「ブリティッシュグリーンパール」は97年6月以降のEA21R最後期型で採用されたカラー。
「イエロー」は明記はされていないが、同社のラリーカーやスイフトスポーツの「チャンピオンイエロー」に近い*12
D.NET有料会員専用カラーの場合、ルーフの色がボディと同色になる。

(最高出力:64ps/6500rpm 最大トルク:8.7kg-m/4000rpm)

※背景がで書かれているパーツは、DACで追加されたパーツ。

メーカーギア駆動方式吸気方式搭乗者
スズキ5速FRTURBO坂本


カラーラインナップ

コルドバレッド(初期色)・坂本
サテライトシルバーメタリック
ダーククラシックジェイドパール
ディープブルーパール
サターンブラックメタリック
EXカラー
ブリティッシュグリーンパール
イエロー
ブルーマイカ
ホワイト
オレンジ


チューニング

チューン内容チューンポイント
機械式LSD10pts
タワーバー10pts
エアクリーナー10pts
高性能サスペンション10pts
ブーストアップ10pts
オイルクーラー10pts
ロールバー・坂本10pts
強化サスアーム10pts
ポート研磨10pts
強化クラッチ10pts
レーシングブレーキパッド10pts
大容量ラジエター10pts
大型インタークーラー10pts
フルコンピューター10pts
小径タービン・坂本/大口径タービン*1310pts
FULL TUNE 合計150pts


用品系パーツ

マフラー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dマフラー・坂本
SUZUKI SPORTTYPE-Tiチタンマフラー
HALFWAYT10チューニングマフラー
TAKE OFFメガホンR
Cruxストレートマフラー
FUJITSUBOLegalis K
5ZIGENBORDER III
柿本改Kakimoto・R

ホイール・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dアルミホイール(GOLD)・坂本*14
SUZUKI SPORTTypeC(GUN METALLIC)
SUZUKI SPORTTypeC(SILVER METALLIC)
TOM'Sトムスラリー(SILVER)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(BRONZE)
RAYSVOLK Racing Wheel TE37(WHITE)
RAYSVOLK RACING CE28N(BRONZE)
RAYSVOLK RACING CE28N(MERCURY SILVER)
YOKOHAMAADVAN A3A(RED)
YOKOHAMAADVAN A3A(SILVER)
YOKOHAMAADVAN Racing RG(GOLD)
YOKOHAMAADVAN Racing Oni(SILVER)
RS-WatanabeEIGHT SPOKE(BLACK)*15
PanasportFORMULA ONE FS(BLACK)*16
ENKEIRacing RP01(WHITE)
ENKEIRacing RP01(SILVER)

ミラー・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
エリートSPLスポーツミラー2
TAKE OFFカーボンミラー
C-WESTカーボンミラー

ステッカー

メーカー名パーツ名
頭文字D秋名スピードスターズステッカー
頭文字D赤城レッドサンズステッカー
頭文字D妙義ナイトキッズステッカー
頭文字Dエンペラーステッカー

トランスミッション

チューン内容
オートマチックトランスミッション
マニュアルトランスミッション
※初期状態では、購入時に選択したものが選ばれている。

アライメント・ドレスアップトークン1枚

チューン内容
ネガティブキャンバー3゜
ネガティブキャンバー7゜



エアロ系パーツ

エアロセット(フロント・サイド)・ドレスアップトークン10枚

メーカー名パーツ名
TAKE OFFTAKE OFF エアロセット
CruxCrux エアロセット

フロントスポイラー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
エリートSPLフロントスポイラーTYPE II・坂本
SUZUKI SPORTフロントスポイラー
HEARTLANDフロントバンパースポイラー
HEARTLANDフロントハーフスポイラー
HALFWAYフロントバンパーTYPE I
HALFWAYフロントバンパーTYPE II
TAKE OFFイケイケフロントバンパーTYPE II
NRFフロントバンパースポイラー

サイド/フェンダー ・ドレスアップトークン2枚

メーカー名パーツ名
SUZUKIサイドプロテクター
SUZUKI SPORTサイドスカート
HEARTLANDサイドステップ
HALFWAYサイドステップ
エリートSPLサイドステップ
TAKE OFFヨコヨコサイドステップ
NRFサイドステップ

リアバンパー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
SUZUKIリアマッドフラップ
SUZUKI SPORTリアアンダースポイラー
HEARTLANDリアアンダーハーフスポイラー
HALFWAYリアバンパースポイラー
エリートSPLリアショートバンパー
TAKE OFFリアバンパースポイラー
NRFリアバンパースポイラー
Cruxリアバンパー

リアスポイラー・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
頭文字Dリアスポイラー・坂本
SUZUKIトランクリッドスポイラー
SUZUKI SPORTリアスポイラー
HEARTLANDリアウイング
HALFWAYリアウイング
エリートSPLリアウイング
TAKE OFF可変式カーボンウイング
NRFリアウイング
First Moldingハイマウント3Dリアウイング

ボンネット ・ドレスアップトークン3枚

メーカー名パーツ名
monsterツインチャージカーボンフードTYPE II
TAKE OFFエアロボンネット
Cruxカーボンボンネット
First Moldingカーボンエアロボンネット


キャラクター仕様一覧

坂本仕様
項目パーツ名メーカー名
フロントスポイラーフロントスポイラーTYPE IIエリートSPL
リアスポイラーリアスポイラー頭文字D
マフラーマフラー頭文字D
ホイールアルミホイール(GOLD)頭文字D
チューニングロールバー
チューニングスタイル小径ターボチューン
ボディカラーコルドバレッド
ナンバー熊谷 71 え 35-218(D8まで) / 熊谷 73 え 5-418(Zero/DAC)


登場車種へ戻る

Menu

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

最新の15件

2024-04-18 2024-04-17 2024-04-16 2024-04-15 2024-04-14 2024-04-12 2024-04-11 2024-04-06 2024-04-05

今日の10件

  • counter: 113585
  • today: 5
  • yesterday: 12
  • online: 6


*1 後にチームスパイラルにも同じ苗字の「坂本順一」が登場したため、原作では以降「カプチーノの坂本」と記載されている。
*2 「少し癖のある小さなボディのお洒落な車」という意味が込められている。
*3 平成初期に発売されたマツダ・オートザムAZ-1、ホンダ・ビート、カプチーノの総称。由来はそれぞれの頭文字からで、「ABC3兄弟」とも呼ばれた。中でもAZ-1はスズキとの共同開発車で、エンジン等がカプチーノと共通しており、スズキ自身もAZ-1を「スズキ・キャラ」としてカプチーノと一時並行してOEM販売していた。
*4 それぞれ「最強の軽」「最強の軽四駆」と言われた同社の「アルトワークス」「ジムニー」の2代目からの流用。特にアルトワークスは初代で約80馬力の予定が国の許可が降りず、軽自動車の64馬力規制の原因となった程の過激さを誇った。
*5 ボディは前後重量バランスを51:49とし、各部にアルミを使用しながら高剛性を達成。足回りでは純正で4輪全てにディスクブレーキ・ダブルウィッシュボーン式サスペンション(軽自動車では初だった)・エンケイ製軽量アルミホイールを装着。ABS・LSD・エアバッグは標準ではセットオプションであった。
*6 EA21R型。動力部を同時期にモデルチェンジした3代目アルトワークスと同じ、オールアルミ製エンジン「K6A」及び16ビットCPUへ変更しトルクを強化。エンジンやホイール等で10kg軽量化し、更なる性能向上が行われている。
*7 旋回性能はトップクラスだがかなりリアが流れ、真横を向いて曲がる事もあった。この挙動は慣れれば非常に素早くコーナーを曲がる事が可能だった。
*8 D4、D5時代の全国対戦では、ラグを利用したインからの強引な追い抜きがカプチーノでは容易に行えた為。D5では主にブレーキ性能の弱体化を受け、一時は使用者が新車種で性能トップクラスの後期型FD3Sに流れたが、ドリフト走行の台頭と「止まりにくいから逆にタイヤが持つ」といったプラスの側面が強くなり、また先のラグ自体は改善されていなかった為、最終的には再びカプチーノ天国と化した。
*9 カプチーノがイベントのTOP10に載るのは恐らくD5以来と思われる。
*10 因みにPS2のSpecial Stageでは何故か赤城下りが速かった。
*11 それぞれ93年6月及び94年3月、94年10月発売の「リミテッド」専用カラー。恐らく両方共前期型ベースの特別仕様車である為に、標準カラーとして選択できるものと思われる。
*12 これらのモータースポーツ活動は、厳密にはスズキとは関係の無い「株式会社スズキスポーツ」(現:MonsterSport)による独自活動であり、同社とスズキの資本的な繋がりは2007年から2009年の3年間しか無かった。
*13 Ver.1.60 Rev.1 +Aより追加。ルート属性がHC(ヒルクライム)になる
*14 形自体は純正ホイールの色違いだが、センターキャップが青色&サイズが若干大きくなる。これは「メカニック石井のカスタムのススメ」にて「坂本仕様のモデルとなったカプチーノの忠実な再現」と記載されている。
*15 DACで消滅
*16 DACでRS-Watanabe EIGHT SPOKE(BLACK)と差し替え