《命削りの宝札》 †
原作にて海馬が使用した、非常に強力なドローカード。
手札が0枚の状況で発動させれば、ハンド・アドバンテージ+4と言う《強欲な壺》も真っ青なアドバンテージを得る事が可能である。
原作版のテキストからは全く読み取れないが、実質的な効果は以下の通りである。
- どちらのプレイヤーでターンカウントを行うのか明記されていないが、ターンカウントは自分のターンのみで行う
- どのタイミングで手札を失うか明記されていないが、タイミングはドローした後(スタンバイフェイズであろうか?)
宿命のラスト・デュエル、DEEP BLUE版のテキストにおいては、その事を明言したテキストとなっている。
5ターン後に、ドローしたカードを含めすべての手札を失うが、そのデメリットは薄い。
手札を腐らせていた状況で発動させてはデメリットが響きやすいが、完全に損となるのは 「このカード+5ターン目にドローするはずのカード」であるため、3枚以上手札を腐らせなければ《強欲な壺》以上のアドバンテージとなる。
(そもそも、このカードを使って負ける状況ならこのカードを使わなくとも普通に負けている可能性が高い。)
当然、即座に使用可能な魔法カードやモンスターを使用すればその性能を遺憾無く発揮する事ができる。
- 登場作品において
原作での初登場は、「バトルシティ編」における「闇遊戯vs海馬瀬人」において海馬が使用したのが始まりである。
このカードで一気に手札を補充し体制を整えた。
(結局手札が足りなかったためあのカード*1に頼る事になったが)
アニメ版ではその後もたびたび使用され、海馬のデュエルに多大な貢献をしている。
- 原作・アニメでの使用者からか、海馬が使用する事が非常に多くなっているが、他のキャラもその強力さからたびたび使用している。
「逆襲の城之内」においては「武藤遊戯vs海馬瀬人」にて海馬が使用している。
「第三回バトル・シティ大会」においては「ティモー・ホーリーvs武藤双六」にてティモーが使用。
4枚のカードをドローし逆襲を図ったが……
「闇マリクの再臨」においては「武藤遊戯vs人形」にて人形が、「イシズvs杏子」にてイシズが共に上記の効果で使用している。
「宿命のラスト・デュエル」においては「闇遊戯(アテム)vs海馬瀬人」にて両者が使用。
海馬は手札から、闇遊戯は《二重魔法》によって海馬の墓地から使用し、お互いに手札を補充した。
この時はお互いに手札を捨てるデメリットも発生している。
「NEMESIS」でも「海馬瀬人vs黎川零奈」においてやはり海馬が使用している。
この時も手札を失うデメリットが発生したが、海馬が最後にドローし墓地行きとなったカードは……
「DEEP BLUE」においても「海馬瀬人vsサラ・ホワイト(キラ・ブラウ)」において両者が使用。
海馬は手札から、キラは《二重魔法》によって海馬の墓地から使用し、お互いに手札を補充した。
「番外プロジェクト 〜プロジェクトシリーズvs決闘学園!〜」では「鷹野麗子vs天神美月」にて鷹野が、「880万円のために!」では「朝倉光樹vs海馬瀬人」にて海馬が、「景気回復へのロード」では「海馬瀬人vsラウンド社長」にて海馬が、「最後の審判」では「菊子vs成金ボーイ」にて成金ボーイが使用するなど、手札補充と言う単純かつ強力な効果により登場頻度が非常に高い。
- 他、「千年桃太郎」、「プロジェクトVD」、「ぷろじぇくとRV」、「プロジェクトCT」、「THE JUDGMENT RULER」等においても使用されていないもののネタとして上がっている。
良くも悪くも、原作を知る者にとっては非常に有名な強力ドローカードであると言えるだろう。
登場作品 †
- 遊戯王(原作)
- 遊戯王デュエルモンスターズDM
- 逆襲の城之内
- 第三回バトル・シティ大会
- 闇マリクの再臨
- 宿命のラスト・デュエル
- NEMESIS
- 番外プロジェクト 〜プロジェクトシリーズvs決闘学園!〜
- DEEP BLUE
- 880万円のために!
- 景気回復へのロード
- 最後の審判
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