《レベル・コープス》

《レベル・コープス/Level coopus》 †

効果モンスター
星２/地属性/アンデット族/攻1100/守 800
このカードが墓地に存在する場合、自分フィールド上に表側表示で存在する
レベル３以上のアンデット族モンスター１体を選択して発動する。
選択したモンスターのレベルを２つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
このカードはアンデット族モンスター以外モンスターの召喚・特殊召喚には使用できない。

　「DIMESIONAL STORY マッチキルモンスターの脅威」で登場した地属性・アンデット族の下級モンスター。
　自分フィールド上のアンデット族モンスターのレベルを下げ、墓地から自身を特殊召喚する起動効果、
　アンデット族以外のモンスターの召喚・特殊召喚に使用できないルール効果を持つ。

　《レベル・スティーラー》のアンデット族版と言える効果であり、その違いは以下の通り。

• 下級モンスターのレベルも下げて特殊召喚できる上、蘇生手段に恵まれたアンデット族である為、【アンデット族】ではあちらより出しやすい。
  
• レベルを下げる数があちらより多い為、《無力の証明》や《アドバンスドロー》との相性が悪い。
  また、《ＤＮＡ改造手術》で《メタル・リフレクト・スライム》をアンデット族に変更しても
  《レベル・スティーラー》は最大６回蘇生できるが、こちらは最大４回と蘇生できる回数が２回少ない。
  
• リリースに制約が無い為《キャノンソルジャー》等でコンボできるが、あちらと違い、アンデット族モンスター以外のモンスターの召喚・特殊召喚に使用できない。
  （アドバンス召喚やシンクロ召喚は勿論、《岩の精霊 タイタン》等を特殊召喚する為に除外する事もできず、あちらと同様《Ｄ−ＨＥＲＯ Ｂｌｏｏ−Ｄ》等の召喚補助にもできない。）
• 《リミット・リバース》に対応していない。
  
• 闇属性でない為、《終末の騎士》等で墓地に送れない。
  
• レベルを下げるのはアンデット族限定。
  

　以上の事から《レベル・スティーラー》よりフィールドに出す手段に優れている一方、墓地に落とす方法があちらより劣り、モンスターの召喚・特殊召喚に制約がある為あちらの方が使い易いだろう。
　だが栄沢が使用した様に《アンデット・スカル・デーモン》の召喚補助としては非常に優れている。
　その他に射出系カードとのコンボができる為、十分差別化できるだろう。

• 登場作品において―
  プロローグの「シンマＶＳ栄沢」で栄沢が使用。
  自身の効果で特殊召喚され、《ゾンビキャリア》《ゾンビ・マスター》と共に《アンデット・スカル・デーモン》のシンクロ素材となる。
  その後、「念のため」と《蘇りし魔王　ハ・デス》のレベルを２つ下げ守備表示で特殊召喚された。
  が、結局その後は何も活躍せずに栄沢が敗北してしまった。
  

• 名前の「コープス」とは「死体」という意味である。
  本来の綴りは「corpse」だが、英語名は死体を直接連想させない為に書き換えられており、
  「コープス」と言うより「クーパス」と読める。
  

登場作品 †