犬の散歩について


ペット大嫌い

そもそも動物なんだから

 僕はペットというヤツが大嫌い。だいたい、動物に感情など無いという事実から目を背けてはいけない。いくら悲しそうな表情、楽しそうな表情をしていたとしても、それはこちらが勝手に思い込んでいるだけの話なのだ。ペットを飼うのならきちんとその事実を受け止めて「犬は楽しそうにこちらを見ている、けれど犬はちっとも楽しくないのだ。でも犬も楽しいはずだと私が思う事で私も楽しいのだから、そういうことにしておこう」と、きちんと自覚しておいてもらいたい。

飼い主がわの神経を疑う

 ウェブページで「この過密社会では、なにをするにも(カラオケするにも車を運転するにも等々)他人に全く迷惑をかけずに生活するという事はできません。ですから犬を飼って犬を嫌いな人に少しばかり迷惑をかけても、それはこの過密社会ではしかたのないことなのです」という論を堂々と主張しているページに出会った事がある。さすが無神経もここにきわまれり、という感想を持った。同じ人間の気持ちが全然理解できなくて、全く違う動物の気持ちは理解できるとでも思っているのだろうか。まあ、そういう人種がふざけた飼い主になっていくのだろうことは想像に難くない。

「犬も病院に運べ」と暴行−救急隊員の職務妨害で逮捕

福岡県警小倉南署は1日までに、人身事故に駆けつけた救急隊員に「犬も病院に運べ」と言って暴行を加えたとして、公務執行妨害の疑いで北九州市小倉南区新道寺、建築板金業吉村弘文容疑者(44)ら2人を逮捕した。調べでは、10月17日夜、小倉南区新道寺の国道で、吉村容疑者の犬をひいたバイクの男性(43)が転倒して負傷。吉村容疑者らは、男性の救急活動で駆け付けた隊員2人に「犬を診ろ。病院に運べ」と叫びながら肩や頭などを殴り、職務を妨害した疑い。男性は軽傷。吉村容疑者の犬は即死だったという。(2004.12.1どこぞのネットニュースより)

ペット擁護派からは「うんうん、わかる」とかいう声が聞こえてきそうなこの記事。「軽傷の人間なんぞ放っておいて、そんなことよりも俺様のペット」って感じでしょうか。すばらしいメンタリティです。