Doc / softreq


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2010-03-15 (月) 18:01:52更新
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原文:http://www.mplayerhq.hu/DOCS/HTML/en/softreq.html

2.1. 必要なソフトウェア

  • binutils - 推奨バージョンは 2.11.x。MMX/ 3DNow!/その他の命令セット生成に使うので非常に重要。
  • gcc - 推奨バージョンは 2.95.3 (あるいは 2.95.4) そして 3.2+決して 2.96 や 3.0.xは使わない事! これらは MPlayerでは不具合のあるコードを生成します。もしもgcc 2.96をアップグレードするなら、単に新しいからというだけで 3.xを選ぶのはやめて下さい! 3.xの初期のバージョンは 2.96よりもさらにバギーですから、2.95.xにダウングレードすべきです (libstdc++ もダウングレードして下さい。他にもダウングレードする必要のあるものがあるかもしれません)。 あるいは何もアップ/ダウングレードしないか(この場合はruntime problems(*実行上の問題?)を覚悟して下さい)。 3.xを選ぶ際は、最新版を選ぶ事。初期リリースには様々なバグがあるので、最低限 3.1を。これは動作確認が取れています。gcc 2.96のバグに関する詳細(彼らはMPlayerを調査したにもかかわらず、まだ直っていません!)は、gcc 2.96? セクションと FAQを見て下さい。
  • XFree86 - 推奨バージョンは 常に最新版 (4.3)。普通はみなそうしたがるでしょう。というのは 4.0.2以降のXFree86にはXVideo? 拡張(ときにXvとも呼ばれます)が入っているからです。これは対応カードでハードウェアYUVアクセラレーション(高速な画像表示)を使う際に必要になります。development package のインストールも忘れないで下さい。これがないと動きません。XFree86が不要なビデオカードについては、下記のリストを参照。
  • make - 推奨バージョンは 常に最新版 (少なくとも 3.79.x)。通常、これはあまり問題になりません。
  • SDL - 必須ではありませんが、特定のケースで役立ちます(xv driverで音声や映像に不具合が出る場合)。常に最新版を使って下さい(1.2.x以降)。
  • libjpeg - JPEGデコーダ、オプション。-mf オプションや一部の QT MOV で使われる。MPlayer と MEncoderの両方で使えるので、jpegファイルを扱う積もりなら有用。
  • libpng - デフォルトの(M)PNGデコーダ。インストール推奨。GUIのために必要。MPlayer と MEncoderの両方で使える。
  • lame - MEncoderでMP3音声をエンコードするにに必要。インストール推奨。推奨バージョンは常に最新(少なくとも3.90)。
  • zlib - インストール推奨。圧縮MOVヘッダとPNGサポートに必要。
  • libogg - 必要に応じて。OGGファイルフォーマットの再生に必要。
  • libvorbis - 必要に応じて。OGG Vorbis 音声の再生に必要。
  • cdparanoia - 必要に応じて。CDDAサポートに必要。
  • libfreetype - 必要に応じて。TTFフォントサポートに必要。最低でも 2.0.9 が必要。
  • libxmms - 必要に応じて。 XMMS input プラグインサポートに必要。最低でも1.2.7 が必要。
  • libsmb - 必要に応じて。Samba サポートに必要。
  • ALSA - 必要に応じて。ALSA audio 出力サポートに必要。最低でも 0.9.0rc4 が必要。
  • bio2jack - 必要に応じて。JACK audio 出力サポートに必要。必要となるのはコンパイルの時のみ。入手先は http://bio2jack.sf.net。インストールオプションを持たないので、マニュアルで libbio2jack.a をあなたの環境に応じたパスに入れる必要がある (例, /usr/local/lib) 。もしくは、./configure時にスイッチ、 --with-bio2jack=DIR で所在地を指定する事。

管理人補足(Mac OSX 10.4.x)

  • gcc:powerpc-apple-darwin8-gcc-4.0.1(TigerのXcodeインストール後、アップグレードしたもの)でもOK。
  • make:GNU Make 3.80(同上、Apple独自の拡張コマンドが追加されている。ただし、MPlayer/MEncoderは.configureスクリプト内に必要な最適化オプションが書いてあるので、.configureでマニュアルで最適化オプションを指定しない方が良い)。
  • SDL:Linuxの「マルチメディア・ライブラリ」、要はDirectX的なものらしい。MPlayer/MEncoderともQuartzやCore Audio/Videoを使えるが、うまくいかない場合に代役に使える。一度入れておくとAviDemuxなど、他のlinux系映像アプリで役立つ事がある。