エルザェム


エルザェム/Elzaim

 BRIGHT SKYRULER -輝かしき天空の支配者-で登場した「エルザェム」と名のついたモンスター群。
 もともとは、《月の女神 エルザェム》しかいなかったが、「同じ月のエルザェム」と呼ぶべき効果モンスター群が新規登場する。
 「同じ月のエルザェム」はすべて裏側守備表示に関する効果を持ち、場と墓地で《月の女神 エルザェム》として扱う。
 また、三日月以降のモンスターは以下の共通効果を持つ。

相手フィールド上に裏側守備表示で存在するモンスターを選択して発動する。
……………。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードのカード名は、フィールド上または墓地に存在する限り
「月の女神 エルザェム」として扱う。   
モンスターレベル効果
《新月の乙女 エルザェム》0600手札から相手を裏守備に
《三日月の聖女 エルザェム》15001600相手にダメージ
《半月の天女 エルザェム》22502100裏守備を破壊
《満月の女神王 エルザェム》30002600裏守備をコントロール奪取
《月の女神 エルザェム》7501100なし

 裏守備に関する効果のシナジーと、同名カードに関する効果のシナジーが強烈。

 《月の書》《新月の乙女 エルザェム》を多めに積んで、積極的に裏守備を狙おう。
 しかし、考えもなしに裏守備にするだけでは、すぐにカードを消耗してしまう。
 ただ裏守備にするだけでなく、その後の動き方をきちんと考えること。
 戦闘自体はそこまで強くないので、相手を撹乱するような動き方が基本となる。
 特に《オネスト》《新月の乙女 エルザェム》の存在を強く意識させれば、相手は身動きができなくなる。
 その他のカードでは、《八つ手サソリ》や《抹殺の使徒》に《浅すぎた墓穴》などが相性がいい。
 選んで回収できる《光の召集》も非常に魅力的だろう。

 同名扱いできるため、《守護神の矛》で絶大な攻撃力上昇ができる。
 また、《継承の印》をあたかも専用蘇生カードのように手軽に扱える。

 しかし、これらの長所はすべてコンボ前提。
 自分が不利で手札が少ないときに、エルザェムたちを引いてもどうしようもないことも多い。
 強烈な効果やシナジーを持つカード群である反面、デリケートかつ計画的なカード使用戦略が必要なカードでもある。

  • 本編において―
    成人後のエルの主力モンスター群。
    高い完成度のコンボを次々と披露し、明菜たちを驚かせた。
    明菜から託された《守護神の矛》を最大限に生かすコンセプトを達成している。
    反面、いくつも同じ顔のクローンを作られた自分の境遇をなぞらえるカード群でもある。
    また、エルは月を愛する人に寄り添うしかできない悲しい存在とも表現している。

関連リンク

―「エルザェム」と名のついたモンスター

―「エルザェム」に関する効果を持つカード

―その他のリンク

  • ストラクチャーデッキ-エルヴィーラ編-?