《彗鳥キコーニア》


彗鳥(すいちょう)キコーニア/Stellar Ciconia》

効果モンスター
星4/光属性/鳥獣族/攻1800/守1400
このカードが戦闘またはカード効果によって破壊された時、
自分の墓地に存在する「輝鳥現界」をゲームから除外して発動できる。
自分の手札に存在する「輝鳥」と名のつくレベル7のモンスターを1体選択し、
召喚条件を無視して特殊召喚する。この特殊召喚は儀式召喚扱いとする。

 光は鼓動するクロスオーバーパック−アルバート編−で登場した光属性・鳥獣族の下級モンスター。
 聖鳥の一種に分類されるモンスター。
 戦闘またはカード効果によって破壊された時、墓地の《輝鳥現界》を除外する事で、
 手札の輝鳥と名のついたレベル7のモンスターを特殊召喚する誘発効果を持つ。

 この特殊召喚は儀式召喚扱いになるため、瞬時に輝鳥の効果を発動する事ができる。
 レベルの制限があるため《輝鳥-ルシス・ポイニクス》を出すことはできないが、
 それでも《輝鳥-アクア・キグナス》《輝鳥-テラ・ストルティオ》の効果を
 相手のバトルフェイズ中に使用できるのは強力である。

 見方を変えれば、このカードは条件付きではあるものの、
 このカード1枚で手札の輝鳥を場に出せるカードとも捉える事ができる。
 儀式に必要な儀式魔法・生け贄をこのカード1枚で全てまかなえるのだ。

 攻撃力も高く、戦闘破壊にも対応して効果が発動するため、
 輝鳥デッキのサポートとして非常に無駄のないモンスターと言える。

  • 本編において―
    『正義の悪!』第48話の雨宮VSアルバート戦において、アルバートが使用。
    その高い攻撃力を活かして攻撃を行った後、戦闘破壊をトリガーにして
    《輝鳥-アクア・キグナス》を雨宮のバトルフェイズ中に降臨させた。
    また第49話では《希望の羽根》のコストとしても使われており、要所要所で活躍している。

  • 第49話では作者のきつね丸のミスによって、
    1箇所テキストが違う状態のものが掲載されている。
    その際のテキストは以下の通り。
    効果モンスター
    星4/光属性/鳥獣族/攻1800/守1400
    このカードが戦闘またはカード効果によって破壊された時、
    自分の墓地に存在する「輝鳥現界」をゲームから除外して発動できる。
    自分の手札に存在する「輝鳥」と名のつくモンスターを1体選択し、
    召喚条件を無視して特殊召喚する。この特殊召喚は儀式召喚扱いとする。
    レベル制限がなく、輝鳥であれば無条件に場に出す事ができる。
    しかしこれでは《輝鳥-ルシス・ポイニクス》や《輝鳥-ルシス・セリヌンティウス》といった
    切り札をあっさりと出す事ができ、バランスが崩壊するために上記のテキストに修正された。
    だがカードテキストを書き換えたのが本文のデータのみだったため、
    再び登場する際にうっかり旧テキストを張り付けてしまったようである。
     
  • 名前の由来はラテン語で、「コウノトリ」を意味している。
    コウノトリは昔は日本でも生息していたものの、乱獲などによって国内では現在絶滅している。
    作中における「高級(=レア)なカード」という発言や、
    使用者が外国人であるという事を考えると、何とも言えない切なさが感じられる。

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