《恋する乙女》


《恋する乙女/Maiden in Love》

効果モンスター
星2/光属性/魔法使い族/攻400/守300
このカードはフィールド上に表側攻撃表示で存在する限り戦闘では破壊されない。
このカードを攻撃したモンスターに乙女カウンターを1個乗せる。  

 BRIGHT SKYRULER -輝かしき天空の支配者-で登場した光属性・魔法使い族の下級モンスター。
 戦闘によって破壊されない永続効果と、相手に乙女カウンターを乗せる誘発効果を持つ。

 攻撃表示なら破壊されないため、場には残りやすい。
 《スピリットバリア》でダメージを遮断してしまうのもいいだろう。
 しかし、その役目なら《マシュマロン》や《アルカナフォース0−THE FOOL》など、
 もっと場に残りやすい戦闘破壊耐性のあるモンスターはきちんといる。
 それでも生け贄要員としてもそれなりに優秀であるため、組み合わせるのも有力だろう。

 やはりこのカードの真価は《キューピッド・キス》と合わせたコントロール奪取効果である。
 しかし、そのためには余りにも多くの手間とライフダメージが伴う。

 まずこのカードを攻撃してもらい、乙女カウンターを乗せる必要がある。
 素の状態のこのカードならば、それなりに攻撃してくれるかもしれないが、
 《キューピッド・キス》装備など準備が整うほど、攻撃してくれなくなる。
 《バトルマニア》や《立ちはだかる強敵》や《ディフェンス・メイデン》などで、
 攻撃の強制や誘導を繰り返して、お膳立てする必要も出てくるだろう。

 さらに《キューピッド・キス》を装備して、こちらから攻撃して、ようやく奪取できる。
 《アームズ・ホール》や《名工 虎鉄》でうまくサーチしながら、
 すぐにこのカードの効果発動に持っていけるようにしよう。
 コントロール奪取したモンスターは、攻撃も生け贄も自由である。
 このカード含め、生け贄確保もしやすいため、重いモンスターも採用検討できる。
 特に《神獣王バルバロス》や帝モンスターがオススメとなるだろう。

 この一連の流れでライフを大きく失うことになるため、
 ライフ回復によるサポートは必要不可欠になってくる。
 特に戦闘ダメージを受ける必要があるため、《体力増強剤スーパーZ》との相性は抜群。
 その他、《神の恵み》や《魔力吸収》などでライフを溜めてからコンボを狙おう。
 また、多くの準備が必要になるため、ロック手段も容易しておこう。

 デッキとしては確かにライフ回復のシナジーから【ミスティック】と合わせるのもいいのだが、
 あちらのカードパワーやカードプールの多さで、このカードが影に隠れてしまうかもしれない。

  • 原作・アニメ・本編において―
    本編において、早乙女レイが使用するカード。
    同時にそのお気に入りのカードでもある。
    レイがライフ回復を主軸に用いる理由の一つ。

    アニメGX20話に登場し、十代のE・HEROと対決。
    次々とHEROたちを魅了し、視聴者のどよめきを呼んだ。
    この回はGXでも屈指のネタ回という定評がある。

    旧本編ではミルリルVSチルヒル戦で登場し、
    敵の主力となり強化されていた《ガガギゴ》をコントロール奪取し、
    事実上のフィニッシャーとなった。
    ……しかし、最近の高速化した環境には合わないのか。
    その初戦より後にはその姿は見えない。
    さらにリライトではこのデュエル自体がなくなり、未登場カードになってしまった。

    攻撃名は『一途な想い』。

関連カード

最新の20件

2012-09-22 2014-07-04 2012-09-29 2012-09-22

今日の20件

  • counter: 1295
  • today: 1
  • yesterday: 0
  • online: 1