《遥かなる飛翔》

《遥かなる飛翔/Greatest Flight》 †

通常魔法
自分の墓地からレベル７以上のドラゴン族または
レベル７以上の鳥獣族のモンスター１体を選択して発動する。
自分の墓地からそのモンスターと同じレベル・属性・種族を持つ
モンスター１体をゲームから除外することで、
選択したモンスターを自分フィールド上に特殊召喚する。
このカードの効果で特殊召喚したモンスターの
攻撃力は８００ポイントアップする。

　BRIGHT SKYRULER -輝かしき天空の支配者-で登場した通常魔法。
　墓地の同じレベル・属性・種族を持つモンスターを除外することで、最上級ドラゴンまたは鳥獣族を蘇生できる。
　モンスターによっては、除外対象が同名カードしか存在しないカードもあるだろう。

　最上級を多めに展開しやすいドラゴン族デッキならば発動は狙いやすい。
　デッキに投入するモンスターをある程度揃える必要はあるものの、
　闇属性や光属性ならば属性は揃えやすく、大量展開の一助になるだろう。
　しかし、レベル９の《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》の蘇生は狙いにくい。

　もう一方の鳥獣族では、統一性を保てるのは輝鳥デッキくらいであろう。
　しかし、儀式召喚できなければ、強力な効果を発動できない。
　墓地リソースの代わりにライフコストを要求する《契約の履行》の方が楽なことも多い。

　いずれにせよ発動できれば、それなりに見返りは大きい。
　デッキのバランスを注視しながら、採用を検討しよう。

• 本編において―
  幻想避行編の明菜ＶＳ王子戦にて、王子が使用。
  墓地の《フェルグラントドラゴン》を除外することで、
  自身のカード《シューティングレイ・ドラゴン》を蘇生させた。
  その後、王子から明菜に託されたと思われる。
  明菜が使用し、さらに託されて翼も使用した。
  
  この中では最上級ばかりを集中的に用いる元祖持ち主の王子と、
  輝鳥のレベルが７に集中している翼がデッキ相性がいいと言える。