《ミスティック・エッグ》


《ミスティック・エッグ/Mystic Egg》

効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻0/守0
このカードを生贄に捧げることはできない。
このカードが戦闘によって破壊され、墓地に送られた場合、
バトルフェイズ終了時に、墓地に存在するこのカードを守備表示で特殊召喚する。
相手ターンのエンドフェイズ時に、このカードを墓地に送り、
「ミスティック・ベビー」と名のついたモンスターが出るまで自分のデッキをめくり、
そのモンスターを特殊召喚する。
他のめくったカードはデッキに戻してシャッフルする。

 BRIGHT SKYRULER -輝かしき天空の支配者-で登場した光属性・天使族の下級モンスター。
 生け贄に捧げられない永続効果と、戦闘破壊時に復活する誘発効果、
 さらにミスティック・ベビーと名の付くカードをリクルートする効果を持つ。

 強力な戦闘破壊耐性を持ち、生き残るだけならば容易。
 反面、生け贄制限がかかっており、レベルも攻守も皆無である。
 【ミスティック】デッキ以外では、活用できないであろう。

 しかし、そのリクルート性能と再生力は目を見張るものがある。
 《リミット・リバース》にも《エンジェル・リフト》にも対応し、
 自由自在に蘇生できるため、このカードは非常に優秀なリクルーターとなる。
 【ミスティック】をミスティック・ベビー前提で用いるとすれば、
 このカードを多く投入することが必須となってくるだろう。
 デッキスペースを様々なカードにより圧迫されがちなミスティックにとって、
 このほぼ確実にミスティック・ベビーを呼び出せる効果は非常にありがたい。

 このカードを特殊召喚して《地獄の暴走召喚》させたならば、
 一気に3体ものミスティック・ベビーを並べることも可能。
 特殊召喚手段は非常に多く、ミスティックを並べるメリットも大きい。
 是非ともデッキに組み込んでおきたいコンボである。

 《シャインエンジェル》にも《コーリング・ノヴァ》にも対応している。
 特に《シャインエンジェル》はライフ回復に長けている
 《白魔導士ピケル》を呼ぶこともできるため相性がいい。

  • 原作・アニメ・本編において―
    本編において、早乙女レイが使用するカード。
    その主軸となるミスティックモンスターを呼ぶ起点となるカード。

    アニメGXでも登場している、由緒正しきモンスターである。
    一度破壊されつつ再生し、《ミスティック・ベビー・ドラゴン》を呼び込む。

    レイのデュエルでは全2回のデュエルのうち、全ての回で登場。
    ただし、2回目の登場では、起点として見抜かれてしまっていたのか。
    ミルリルの召喚した《王虎ワンフー》に効果破壊されて、
    その再生&サーチ能力を無効化されてしまっている。

  • なお、この効果の初出はカオスマンSPさんのGX plus!によるもの。
    その秀逸な効果をヒカコが拝借させてもらっている。

関連カード