Dr.イリーの症候群講座


Dr.イリーの雛見沢症候群解説

ようこそ皆さんメイド王こと入江京介と申します。
ここでは新しく導入された雛見沢症候群の事について話そうかと思っています。

本編での見解

雛見沢症候群とは雛見沢でしか生存が不可能なウィルス...
まぁ寄生虫です。

この症候群は雛見沢に住んでいる限り感染しないというのはありえないとまで言え、
空気・水・食物にまぎれているとの見解が出ています。
寄生虫は人の体内に取り込まれると脳に移動しますそしてある特定の状況におかれた時その脳に興奮物質を出し始めます。
その結果その人は異常な興奮状態になり、過度な被害妄想、その上幻覚・幻聴の症状も出てきますので自己防衛のため非常に攻撃的になります。
しかもこの症例には自覚症状がほとんどなく、あくまで、自分の意思で動いているように錯覚させられるのです。
実際にはそうなるように誘導させられているだけなので自分の意思とも言えるのですが。

しかしこの寄生虫は本来無害なものなのです。
脳に達した時点で眠りにつき、宿り主と共に死ぬといういわゆる共存の関係がもてるのです。
さらに眠ってる間にも微弱な人体に直接害を成さない抗生物質を分泌しており、その宿り主の身体能力を向上させているようなのです。
鷹野さんの話によると昔は今以上の分泌量により、他の人より身体能力が優れていたため、雛見沢に住む人たちを村外の人々が「鬼」と呼んだのが鬼ヶ淵の始まりだったそうです。
今でこそ微弱な効果ですが雛見沢の人たちは今でもいずれかの種目で県に名を連ねています。

発症条件

この寄生虫を眠りから起こすのが「疑心暗鬼」と「村外に出る」と「怒り」です。

疑心暗鬼と症候群

疑心暗鬼とはある1つの事を疑う、不安に思うと物に触れただけで驚いたりするという日常の中にも良くある事です。
そのあと「なぁんだこんなものだったのか」と笑って済まされることなのです。
しかしこの状況は雛見沢症候群感染者にはよくありません。
高レベル感染者にはなまじ幻覚・幻聴が付きまとうのでその人にとってはもうそれはそれにしか見えなくなってしまうのです。
周りの人がいくら間違いを正そうとしても自分に見えていることと違う。
この人は嘘をついている、と思い込むことによって疑心暗鬼の悪循環ができてしまいます。
そして幻覚・幻聴によって相手の何気ない行動が自分を襲ってくるように見えてしまいます。
その結果過剰防衛で攻撃的になってしまうのです。(鬼隠し/圭一:祟殺し/沙都子:目明し/詩音:罪滅し/レナ)


旧鬼ヶ淵村ではそのことを認識していたらしくその思想は「オヤシロ様の思想」に『村の者と結束し助け合え』とあります。

村外外出と女王感染者

この寄生虫には女王が居てその女王を中心としたコロニーが出来ます。
女王が寄生している人間、女王感染者と通常感染者はある特殊な繋がりを持っています。
昔の通常感染者は雛見沢でしか生きられなかったのでしょう、自衛の為宿っている人間を故郷・・・つまり雛見沢に帰りたいという気持ちにさせるのです。
その行為を邪魔するものを排除する為身体能力を上げての過剰防衛行動を起こしていたのでしょう。
今ではそのようなことも珍しくなるくらいに落ち着いてきていて、ちょっと村外への外出、旅行はもちろん、引越しをしても急性発症は滅多に見られません。
今での問題は女王感染者との別離です。
通常感染者は女王感染者との存在距離が近いほど発症しにくく、逆に遠いと発症する確率が大きくなっていきます。
女王感染者と離れているといっても、自然発症は天文学的にありえない確率ではあるのですが、それでも雛見沢に住んでいる人よりは症状が悪化しやすくなっています。(鬼隠し/圭一:全編/レナ)


怒りによる急性発症

あぅあぅあぅ…
怒っては駄目なのです…
疑心を持つ事と怒りに身を任せることは僕達を無理やり…暴力的に起こす行為なのです。
僕たちは静かに生きて居たいだけなのに…
僕たちが起きてしまえばもう坂を転がる石のように…惨劇が巻き起こるのです…
あぅあぅあぅあぅあぅ……
(祟殺し/圭一:目明し/詩音:罪滅し/レナ:57年/悟史)

ひぐロワ設定

LVについて

LVはL1−からL5+までの10段階あります。
初期値は一部を除きL1−から始まります。
前原さんは現在L1+から
竜宮さんは茨城の事をいまだに引きずっているようで現在L2+です。
沙都子ちゃんは残念ながらL3−から下がりません…
詩音さんは現在L2−ですね。
悟史くんは…(なんで地下から出てきているのか分かりませんが)現在はL2+にまで下がっているようです。
この人たちを使う時は気をつけてください。

え? 皆殺し編にて、前原さんがL3になっているとフレデリカさんが言っていた?
それはそれです。余り深く気にしすぎますと、ゲームを楽しく遊べませんよ。

H170番台

くすくすくす…
H170番台の製作にはあの坊やは関わっていないから私、鷹野が解説するわね?
H170番台は雛見沢症候群専用ワクチン、C103を開発した際に初めて作られた雛見沢症候群のアンチワクチンよ
寄生虫の動きを活性化させる物質を直に注入する事によって擬似的に末期発症させることができるのよ
最新作は「H173」注入させられたら最後、一気にL5+にまで病状が悪化し、リンパ腺に異常なかゆみを催して…うまくいけば喉でも掻き毟って息絶えるわ
くすくすくす…
それ以外の前作はH173ほどには劇的な効果はあまりないわね
H172が5段階悪化させ、H171は3段階の悪化。
H170は1段階しか上がらないわ・・・
それでもL3−の人に打てばL3+になってそのまま悪化していくからそれもそれでたのしいのだけれども…くすくすくす…

C120

C120は雛見沢症候群の専用ワクチンです。
さいわい、本作品では最新作のワクチンが3本支給されているので持ってさえ居れば急性発症させられるH173以外はあまり怖くはありませんね。
雛見沢症候群はレベルが上がって来るにつれて身体能力が格段に上昇します。
しかし放っておいてL5+になってしまったら残すは死のみです。
最低でもL5−には投与してください。
本来は2〜3回注射しないと抑えられないのですが今作ではL3+以上の時に投与すればL3−に、L3−以下ならL1−にまで抑えられるようになっています。


まとめ

L1−〜L5+まであります。
L5+の時点で喉を掻き毟って死にます。
L4+から発症し、身体能力が向上し始めます
圭一はL1+からスタート
レナはL2+からスタート
沙都子はL3−からスタート
詩音はL2−からスタート
悟史はL2+からスタート
その他は全員L1−からスタート
C120は投与すればKOOL・ひぐらし・ONI・末期・鷹の目を通常モードに戻す事ができます。

H173+10段階(即死)
H172+5
H171+3
H170+1
C120L3以上ならL3−に
L3以下ならL1−に