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リニアモーターカー、愛知万博会場で設置作業始まる

３月開幕する「愛・地球博」（愛知万博）の長久手会場（愛知県長久手町）で２１日朝、ＪＲ東海のパビリオン「超電導リニア館」に展示されるリニアモーターカーの設置作業が始まった。

車両はクレーンでつり上げて超電導磁石付きの台車に載せられた。午後にはウインチ車を使ってパビリオンに引き入れられる。

２００３年１２月に鉄道の世界最高時速５８１キロを記録した３両編成の先頭車両で、長さ２８メートル、重さ３０トン。昨年１２月に山梨県のリニア実験線から三菱重工業小牧南工場（愛知県豊山町）に運ばれ、２１日未明、会場に搬送された。

（読売新聞） - 1月21日12時4分更新