ここでは主にハードコアという音楽について説明する。
まずハードコアとは、1990年代初めに出現した電子音楽のジャンルである。オランダのロッテルダムが発祥。1990年代後半には当時のハードコア*1が様々なジャンル*2に派生していき、当時のハードコアはハードスタイルよりも人気がなくなっていった。しかし2002年から人気が上昇していき*3、今までのハードコアより発達し、ダークで、インダストリアルなサウンドとなった。
特徴として、オールドスクールとニュースクールを含めて150BPMから200BPMくらいまでの高速なテンポ、そして特徴的なキック*4があげられる。
ハードコアテクノの中で最も主流なジャンルのガバ*5は、オランダ語で「仲間」「友達」「相棒」を意味するスラング*6である。 このガバの由来は2つある。
まず一つ目は、DJ KC The FunkaholicというDJがロッテルダムハウスミュージック界についての感想を述べた記事である。 彼は記事の中で「彼らは単に楽しんでいるだけ(つまりバカ騒ぎしているだけ)のガバ(仲間)の集まりだ」と述べていた。そしてロッテルダム出身のDJポール・エルスタックがその記事を読み、ザ・ユーロマスターズ*7のレコード盤に「Gabber zijn is geen schande!(ガバ(仲間)になるにはとんだ不名誉だ!)」と刻み込んだ。その言葉がロッテルダムハウスミュージック界で人気を増していき、人々がロッテルダムハウスミュージックのことをガバと呼び始めたという説。
二つ目は、ある人物が警備員に言われた発言である。
多くのガバ(仲間)のうちの一人がDJ "Hardy" Ardy Beesemerが主催しているロッテルダムのクラブイベントに入ろうとしたら、その警備員から「あなたはガバ(仲間)ではないからここに入ることはできない」といわれた。gabberhouse(ガバと同意、ハードコアハウスとも)というジャンルの由来は、DJ "Hardy" Ardy Beesemerであったという説。
出典
ジャンル?
レーベル?