FrontPage/2006-02-27

15:30 - 16:00: @研究室。遺伝子の並びが進化的に保存されているのは何故か、について考える。とりあえずはダーウィン的な発想に基づき、並びに変異が加わると、その個体（種）は長らく繁栄することができないからだ、と仮定し、その検証を二つの方向から検証することを試みようと思う。
16:00 - 18:00: @研究室。"Genome Plasticity as a Paradigm of Eubacteria Evolution" を読む。原核生物間でも遺伝子の並びはかなりシャッフルされていること、その中で有意に保存されている領域が二つ存在すること、以上のことから遺伝子の並びに遺伝子の機能的意味、もしくは、ゲノムの構造的意味が込められていることが述べられていた。しかも遺伝子の機能的意味の例として、連続して転写因子が転写を進めてゆく機構を挙げており、具体的に遺伝子の機能的意味をイメージできたことが嬉しかった。すなわち、並びが転写される順序を表わしており、それによりサブユニットの組み合わさり方が決定されているという考えは面白い。
18:00 - 18:30: @研究室。遺伝子の並びの意味を考えるに、参考になりそうな論文を探す。いっぱい見つかるが、とりあえず、1 本の論文をプリントする。

FrontPage / 2006-02-27